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世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

絵にかいたような人生

2011年04月04日 | 人生
夕飯を食べていた牛丼屋で



バッタリと高校時代の同級生に出会った。





お互い一人だった。




彼は


公務員を定年まで勤め上げた。



7~8年前に会ったときは


現役で気力に満ち



出向先の館長を詰めるまでに出世コースを歩んでいた。





それが、どうだ。



この変わりよう。




よれよれのジャケットに


皺くちゃの布袋スタイル。




目はうつろで



話す言葉にも以前の気迫はない。






聞けば



離婚して独り身だと言う。





熟年離婚のパターンだったらしい。




趣味もなく


ボランティアをするでもなく



週4回嘱託の仕事に出ていると言う。





退職金で何か始めたらと


促してみたが


それもないという。





飲みに誘ってみた


だが

夜道の暗がりに消えて行った。





身につまされる思いで見送った。

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1 Comments

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学力より人間力 (桜ママ)
2011-04-05 21:06:09
勉強出来ても

それだけじゃ駄目ですね…

やっぱり、生きる力

その人にどれだけ未来を楽しむ力があるかかな… と感じる今日この頃です
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