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世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

平和の輸出

2013年08月09日 | 経済
戦後、めまぐるしい日本経済の発展は

輸出産業とりわけ、原料を輸入し製品を輸出する加工貿易を中心に栄えてきた。


もちろんそれに伴い所得も増え、人口増加も相まって

住宅や家電、車といった内需の伸びにも大きく貢献したことはいうまでもない。。



その成長要因が総崩れとなった今、

日本は何に頼ればいいのか?



製造業としての製品は、

ほとんど新興国を中心とする外国に拠点を移すだろう。


優れた技術力を誇る日本は、

一部職人技的製造開発は残るものの


それだけでは一国の財政は賄えなくなることは必至である。


それを待たなくても、国の借金は増える一方で

何時財政破たんしてもおかしくない状況にあることはいうまでもない。






では、これからの日本は何を糧にして喰っていけばいいのか。


日本はどこよりも誇れるものを持っている。




それは、

文化と平和である。


加えて、風光明媚な自然と町並み、

そして何より大きな資源は、水である。


中国が目をつけて必死で買い漁ろうとしている代物だ。。



観光・文化を柱として海外からの観光客や移民を増やすことは当然の政策である。


だが、受け身だけではなく

それを積極的に外へ向けて発信しなければならない。



つまり、文化と平和を輸出するのだ。


これこそまさに「クールジャパン」の神髄といえる。


だが、形の無いものをどうやって輸出するのか。

それを考えなければならない。


JETRO(日本貿易振興局)は、政府の命を受け、

「クールジャパン制作本部」を立ち上げて必死で模索している。



実は、今年三月、

ベトナムのハノイにあるJETROを訪れた時、

担当はボクのクールジャパン構想をあっさりと否定した。


理由は、

JETROは物品の貿易振興に携わるところで

文化に関しては一切係わっておりません、ということだった。



ナントそれから半年もたたず、舌の根も乾かないうちに

手のひらを返すようにJETRO内に「クールジャパン対策本部」を立ち上げたというから

政府の必死さが窺い知れる。



ボクにとっては、願ってもない動きで、

今後JETROと連携して具体的内容を詰めることにした。






というわけで、

NPO法人「インターナショナル プロジェクト協会」は、

今まさにこの課題に取り組んでいる。



外国人を招き、現地の人々との融和を図る。

と同時に、海外に日本文化を輸出するのだ。


ひいてはそれが平和の輸出と繋がっていく。



日本文化で海外に誇れて輸出できそうなものの筆頭として

「おもてなし精神」がある。



「もったいない」、「お陰様」といった

節制と謙譲の心も大きな日本の財産だ。



まずは、親日的で日本人の心を取り入れやすいベトナムから攻めていくことにする。


来月早々、また渡越する。

具体的にどこでどう広めていくかを決める大きなミッションを抱えて。


現地の人との交流を含め視察、観光を兼ねた同伴者を募っている。

興味がある方はご一報いただきたい。



世界が広がり、人生を変えるたびになることは請け負います。





【追記】


軍需産業は莫大なお金を生んできた。

武器という目に見える代物で人を殺しながら荒稼ぎしている。



だが、これからは目に見えない平和産業をいかにビジネスに替えていくかを考えなければならない。


武器商人としてではなく、

平和の使者として。



NPO法人『インターナショナル プロジェクト協会』は、

そうした活動を皆さんとともにやっていきます。


来たれ!同士!!



【追記2】

今ベトナムの店のスタッフを日本(熊本)に呼ぶべき手続きを行っている。


           短期滞在査証(ビザ)手続きチャート


順調にいけば彼らは11月には日本に来れるだろう。


それだけ、簡単に日本に来れるように制度が変わりつつある。


時代の流れは速い。

政治も経済も、何事も急速に変化している。




【今日の格言】


今ダメだからといって、

明日もダメだとは限らない。


執拗に粘り強く交渉を続けることだ。


そうすれば望みは必ず叶う。
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