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株高円安

2013年02月25日 | 経済
最近の株高円安。

金融緩和論者の日銀総裁起用。

TPPへの事実上の参加表明。


アベノミクスは成功したのか。

結論はまだ先にならないと分からないが

今のところ効果はてき面に現れている知っていいだろう。



個人的には、円安は痛い。

海外旅行組、輸入業者等にとっては不都合極まりない。


だが、マクロ的視線で見ると

日本経済が好転すればまわりまわって良い方向に進むことになる。


現にガソリンに現れているように輸入品が値上がりする。

消費税も上がる。


特に年金生活者、生活保護者には痛い政策だ。


だが、景気が良くなり収入が増えれば、それもさほど問題ではなくなる、はずだ。


ポイントは、収入が増えるか、という点にある。


株価が上がれば上場企業の含み資産は増え、個人投資家は喜ぶ。

だが、ボクを含めた一般の庶民は、直接好影響は受けない。


むしろ、インフレで物価が上がるのが痛い。


デフレ脱却、2%以上のインフレ政策は結構だが、

それ以上の所得増加計画も立ててもらわねば割に合わない。


企業ばかりが内部留保を増やすだけでは困る。

ただ、資本主義経済の下では、

こうして持てるものと持たざる者の格差が開いていくのは必至である。





安倍内閣の支持率が70%を超えた今、

このまま行けば夏の参院選でも自民党が圧勝し、


また、独裁政権が生まれることとなる。

民主党は風前の灯となり、2大政党政治は画餅と化すだろう。



実は、これは危険な兆候なのだ。

あれよあれよという間に、日本は右傾化し、


中国、北朝鮮の脅威と重なって、日本も軍事強化に走るだろう。


これはまさにいつか来た道を辿るのだ。


世界がグローバル化し、あらゆる分野で一国だけでは太刀打ちできなくなっている今

昔の姿がそなまま再現されることがないことを期待する。



真の答えは、

自民党独裁政治が始まる秋以降出てくるだろう。



これからが本当の日本人の真価が問われる時なのだ。


誤った道へ進もうとしている危険性を、

集団思考の強い日本人は果たして止められるのか。



答えは、


否だ。


だからそれを見越して、今どう動くか、

それが個人個人に課せられている。
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