世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

人様に迷惑をかける

2020年01月04日 | 100の力
ひと様に迷惑をかけないようにしなさい。

日本では小さいときからそう教えられて

多くの人がその言葉に縛られて生きています。


だから、

何かをすれば誰かに迷惑がかかるのではないかと恐れて委縮してしまい、

ついつい引っ込み思案になっってしまいがちです。


意見を求められても、

こんなことを言えば迷惑がかかる、

笑われる、

人と違ったことが言えないといった雰囲気が暗黙の裡に出来上がっていしまう。


いわゆる、

空気を読まなきゃいけない環境を必然的に作ってしまう。


何かやりやりたいことがあっても

ひと様に迷惑かけては行けません

と教えられてきているために、

ついつい我慢してしまう。


何もチャレンジできなくなってしまう。


親に迷惑をかけないで育った子供がいるでしょうか。

周囲の人に迷惑をかけないで生きようとするなら、

極端に言えば、

息も出来なくなる。

咳も出来ない、

げっぷも出せない、

屁もこけない。


人に迷惑をかけては行けないと

子どもの時から言われて育てば、

困ったときに助けを呼ぶことも出来なくなる。


実際、日本人は、

助けを求めることが苦手です。

助けを呼ぶには

勇気がいります。


恥ずかしいとか、

変なプライドが邪魔をして

声を出せないでいます。


恥をさらすと思うからです。


いじめやちょっとした批判に

自分の存在意義すら消え失せ、

不登校や引きこもりに走りやすくなる。


迷惑をかけろとは言わないが、

そもそも生きているということ自体が

誰かに迷惑をけているのだ、

という自覚を持った方が

どれだけ生きやすいか。



そう思えば、

自分が人から何らかの迷惑を被ったときにも

その人の気持ちに寄り添い、

許せることができるようになる。


むしろ、

大なり小なり迷惑をかけるものだと思って、

自分を許し、

他人を許す。


そうすれば自己肯定感が芽生える。

勇気が湧き自信が付く


チャレンジして

夢を叶えることに積極的になる。


迷惑と思わず、

おかげ様と理解する。


やりたいことをやるには

自分一人できることなどほとんどない。


だれかの助けが必ずある。


だから、

感謝することを忘れてはならない。


そして、

自分が困ったときには

助けを呼び、

だれかが困っているときには

手を差し伸べることです。


日本人は、

ボランティア精神が強く、

譲り合いの精神があります。


控えめで、謙虚です。


それは素晴らしい美徳です。


だけどその精神があまりに先行すると

モノ言わぬ人種となります。


我慢をし過ぎて、

ストレスになって精神を壊したり、

何処かで切れて爆発したりしかねません。


引きこもったり、

ウツになったり、

犯罪を犯したりしてしまうのです。


これでは本末転倒です。


どこかでガス抜きをしなければ持ちません。


ガス抜きこそが

ひと様に迷惑をかけることになるかもしれません。


ひとはみな、

何らかの形で

小さな迷惑をかけながら生きている。


生きるというのはそういうことではないでしょうか。


迷惑をかけないようにするのではなく、

生きている以上、

誰かに迷惑をかけるのが当たり前、

という気持ちを持つ方が

もっと気楽に伸び伸び生きられる。


そのうえで、

感謝と恩返し
をすればいい。


迷惑をかけた以上の恩返し。


直接でなくても、

他に困っている人を助けることも

恩返しになるのです。


いわゆる恩送り、ペイフォワードですね。



悩みのない人はいません。

問題を抱えていない人などいません。


お金、

健康、

そして人間関係で何らかの問題を抱えています。


ひとりで処理できなければ

誰かに打ち明けることです。


家族、友人、知人に言いづらければ

こうして投稿したり、

お悩み相談所のようなところに連絡してください。



正しいことをしようとすることは良いことです。


だけど、

何が正しいかという基準は他人によって違います。


世の中には

正解がないことが多い。


正解も変化する。


なのに、

自分の正解だけに拘ると

争いが起きることがある。


価値観は人それぞれ。


考えが違っても、

相手も認め、

受け入れ、

許し合うことが

人間関係をスムーズにするのです。


頭ごなしに否定してはいけません。

肯定できなくても、

なるほどあなたの考え、気持ちはそうなのですね、

と理解を示し、認めることです。

共感することです。


味方につけなくても

敵を作らなければ

ほとんどのことはうまくいきます。


世界で争いがおきているのは

双方が自分の思う正義を貫こうとするからです。


正しいことを追求するより、

楽しいことを一緒に考えたほうが

断然いいのです。


それが平和の根源です。



【Asay-go-Rock】


「人と違うことを恐れない。

変わってるね、

と言われることを誉め言葉ととり、

誇りに思う。


そうすると

人生が俄然面白くなる」


「他人を批判するのはおろか、

他人を安易にジャッジする(決めつける)ものではない」









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