世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

究極のリラクゼーション 水中浮遊

2011年07月27日 | 健康
もうずいぶん前になるが



ハウステンボスのホテルに泊まったとき


プールで女性に抱っこされて

浮いた状態でリラックスする体験をしたことがある。




どうやら


羊水の中にいる胎児経験らしかったのだが


浮揚感の心地よさより



女性インストラクターの胸の膨らみの心地よさの方が先行し、



怪しい気分になった記憶が残っている。






後で分かったのだが


これは 『ワッツ(WATSU)』 といって



水中で行うマッサージの手法だった。







その後、


なかなか経験することができなかったが




今回の海水浴で


似たような浮遊感を味わうことができた。







人もまばらな夕刻の海。



波もない。







十数メートルほど泳いで、



一人静かに

仰向けになって浮いてみた。





大の字になって


顔だけ水面から出している状態だ。







目を開けていると


柔らかな雲がゆっくりと流れていく。





海鳥が視界の先を飛んでいるのが分かる。



時折

バシャッと音が聞こえるのは




飛び魚が跳ねたせいだ。





フワッとした浮揚(遊)感がなんとも心地イイ。





今回は


プールではなく



自然の海に抱かれているのが


その風景で実感できる。





そのまま


数分間。



緩やかな潮の流れに身を任せる。






時折目を閉じて


その浮揚(遊)感のみを楽しむ。







呼吸に意識を集中することで


瞑想状態になることもできる。








ヨルダンの死海では


誰でもいとも簡単に体験できるが



普通の海では



泳げる人でないと無理かもしれない。




そして


波のない静かな海でなければ


長くは浮いてはいられないだろう。





きっと

生まれてくる前は




母親の胎内で

こんな風に浮いていたのだろうな。





身も心も


無垢な状態に返ったようで




確かにマッサージの後のような


爽快さが味わえた。





どうやら


病みつきになりそうだ。







【補足1】


リラクゼーション施設の中には


Dead Sea spaなるものがある。



死海の海水を直輸入し

プールで浮くというもの。



デトックス作用もあるという。



体内のイオンバランスが整えられることによって、体内解毒が活発化。

老廃物を排出し、リンパドレナージュや血液循環を促進する。


また、水中に浮かぶ、という普段体験できない感覚が、

ストレスフルな生活の中で堆積している張り詰めた五感を解放して、

独特の安息感をもたらしてくれる。



という触れ込み。



本当かどうかは知らないが

ヨーロッパのセレブのお気に入りらしい。






【補足2】

『WATSU (ワッツ)』



「アクアセラピー」 といわれる。




以下説明を抜粋。




水中の浮遊感の中で優しくマッサージ&ストレッチされる感覚で

陸上でのトリートメントでは考えられないほどのリラクゼーションを生み出す。



欧米ではリハビリ医療の分野でも積極的に活用されています。

WATSUを定期的(週1~2回程度)に受けることで、

リウマチなどの慢性痛症に対して「鎮痛効果」があることが実証されています。

また、WATSUの精神的な効用から、

トラウマなどの精神病の改善に大きく貢献することも報告されています。



ワッツでは、五感のすべてを通じて「非日常的な」リラクゼーションを体験します。

水の中で重力から解放されて身体が自由になっていく感覚は、

他に比べようのないリラクゼーションです。



プールや海で「泳ぐ」ということに慣れていても、

水に「浮く」ということが導く異次元の体験に驚くことでしょう。


身体に対する作用と同時進行して、

ワッツは副交感神経を刺激し、脳波をアルファ波に沈静して深い瞑想状態へと促します。



疲労した脳には極上のサプリメントです。


ワッツの後の脳は、まるで重い荷物を下ろしたかのように、軽くスッキリと感じます。


ワッツの「リセット」作用が、心も身体もリフレッシュしてくれるのです。

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