カンボジアでのガソリン価格は急落しています。今週(11月25日現在)は、既に3500リエル/ℓ(約82円)とピーク時(今年6月)の5850リエル/ℓに比べて、40%以上の下落となっています。去年の今頃は3900リエル/ℓ程度でしたので、既に1年前より安い水準に落ちてきたと言えます。カンボジア政府も国際原油価格の低下に敏感に反応し、カンボジア国内の石油販売業者に口先介入(価格引下げの要請)を行っている模様です。先週の政府・民間フォーラムでも、フンセン首相が石油販売各社に価格引下げを要請していました。上の写真は、プノンペン市内のガソリンスタンドですが、上からレギュラー3500リエル/ℓ、スーパー3600リエル/ℓ、ディーゼル3400リエル/ℓとなっています。
ガソリン価格の低下に加え、食料品等についても、価格がピークアウトしてきています。この結果、10月の対前年同月比の物価上昇率は18%にまで低下し、更に年末には15%程度まで下がると見込まれています。
ガソリン価格の低下に加え、食料品等についても、価格がピークアウトしてきています。この結果、10月の対前年同月比の物価上昇率は18%にまで低下し、更に年末には15%程度まで下がると見込まれています。