カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

エコノミスト カンファレンス

2009年02月17日 | 経済
 経済雑誌「The Economist」を発行しているEconomic Inteligence Unit (EIU)が主催するEconomist Conferenceが、2月16日にシェムリアップで開催されました。EIUは、あまり知られていませんが、世界最大級の経済シンクタンクで、世界のほとんどの国(200カ国以上)の経済分析レポートを定期的に発行しています。途上国の経済関係で仕事をしているとお世話になることが多いです。
 会議には、フンセン首相、ソクアン副首相等のカンボジア政府要人、世界各国から集まった金融、実業系の方々、カンボジアの実業界の方々等、150人ほどが参加しました。フンセン首相は、EIUからの、「政府の経済見通しは楽観的では無いか」「証券取引所の開設は?」「石油開発の動向は?」「タイとの関係は?」「ガバナンスへの取り組みは?」等の微妙な質問にも言葉を選びつつ、いかにも老獪な政治家らしい感じでうまく回答されていました。
 なお、当日発表されたEIUの経済見通しは辛口で、カンボジアの2009年の予想成長率を1%に引き下げています。これに対しては、カンボジア政府、民間から、様々な意見が出ていました。
 詳細は、EIUのサイトをご覧ください。なお、もちろんレポート類は有料なので、EIUの会員にならないと閲覧できませんのでご了承ください。
http://guest.cvent.com/EVENTS/Info/Summary.aspx?e=fdc0961c-c752-48f8-bbda-6636b2222a89
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする