農業向けマイクロファイナンスが伸長

　カンボジアマイクロファイナンス協会の発表によりますと、昨年末から今年3月末までの3か月間で貸付残高が51.4％増加して、4億7340万ドルに達したとのことです。借入人数も14.4％増の98万8428人となりました。
　増加の要因は、経済の好調を背景として、地方部での新規事業や、好調な農業向けのローンが増えたこととみられています。また、原資として、預金の伸びが下支えになっています。中央銀行から預金業務を認可されている5つのマイクロファイナンス機関合計で、昨年末から3月末までで26.8％増の5200万ドルとなっています。
　不良債権比率も大幅に低下しており、最大手のAMRETは0.3％、PRASACは0.9％となっています。

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