郵船ロジスティクス 保冷トラック輸送サービスを開始

　6月24日に郵船ロジスティクス株式会社は、今回サービスを開始したのはベトナム・ホーチミン-カンボジア・プノンペン間で、主に食品をターゲットとした保冷混載トラック輸送サービスを開始したと発表しました。
　これまで食品などの貨物を冷蔵で陸上輸送する場合、冷蔵トラックを利用することが多く、そのためには貨物が小口であってもトラックをチャーターしなければならなかったり、十分な貨物が集まるまで輸送を延期しなければならないなど、コスト面、スケジュール面で課題がありました。今回の冷蔵トラックによる混載での保冷輸送サービスを開始により、①混載輸送が出来ること、②チャーターと比べ輸送コストを抑えられること、③柔軟なスケジュールで引き受け可能であること等のメリットが得られるとのことです。
　また、クロスボーダー輸送では、２カ国で同一トラックを一貫使用出来ず、越境時に貨物を別のトラックに積み替えるケースも多く、その際の温度上昇を避けるため、日本発の医薬品、化学品の航空輸送で実績があった遮熱シートを貨物に装着することで、外気温の影響を極小化し鮮度維持が可能になったとしています。

郵船ロジスティクスの新聞発表
http://www.jp.yusen-logistics.com/news/2014/news_20140624.html

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