カンボジアの税制と税務行政の概要

　日本の税務大学校研究部が発行する「税大ジャーナル」2014年6月号に「カンボジアの税制と税務行政の概要」が掲載されました。著者は、税務大学校研究部の田地野 幹雄教授です。国税庁及び税務大学校は、カンボジア税務行政の発展を目的として、カンボジア政府に協力しています。
　論文では、税制の概要として、国税（事業所得税、ミニマム税、給与所得税、源泉所得税、付加価値税等）と地方税（事業登録税、資産譲渡税、自動車税、固定資産税等）の概要がまず説明されています。また、税務行政の概要として、執行体制（租税総局の組織、人事等）、納税制度（申告納税制度、推計課税制度等）、税務調査・徴収、納税者サービス等について調査結果が説明されています。
　カンボジアの税制について10ページほどにまとまった読みやすい資料ですので、活用されることが期待されます。

税大ジャーナルのサイト
https://www.nta.go.jp/ntc/kenkyu/journal.htm


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