アジア総合開発計画(CADP)は、東アジア・ASEAN経済研究センター(Economic Research Institute for ASEAN and East Asia: ERIA)が、アジアのインフラ需要とその経済効果について分析し、整理した計画です。2010年に策定され、東アジア経済大臣会合に報告されました。その後5年を経て、第2版(CADP 2.0)が2015年に策定され、2015年11月の第10回東アジアサミット、アセアンビジネス投資サミットに報告されました。
CADP 2.0では、インフラプロジェクトをアップデートするとともに。インフラ整備に関する概念枠組みを再整理しています。具体的には、インフラ開発指針として、連結性の強化拡充とイノベーションをキーワードにして、発展段階に応じたインフラ整備を提言しています。また、質の高いインフラ、官民連携等のパートナーシップの強化の必要性も分析されています。CADP 2.0では、761件のインフラプロジェクトをリストアップして、その経済効果を経済地理シミュレーションモデルによって試算しました。その結果、2021年~2030年の累計で約180兆円(2010年時点のアセアン諸国のGDP合計の81%に相当)という大きな効果があるとしています。
カンボジアについても、プノンペン~ホーチミン高速道路等、68件のプロジェクトがリストアップされています。
東アジア・ASEAN経済研究センターのサイト(英文です)
http://www.eria.org/publications/key_reports/FY2014/No.04.html
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CADP 2.0では、インフラプロジェクトをアップデートするとともに。インフラ整備に関する概念枠組みを再整理しています。具体的には、インフラ開発指針として、連結性の強化拡充とイノベーションをキーワードにして、発展段階に応じたインフラ整備を提言しています。また、質の高いインフラ、官民連携等のパートナーシップの強化の必要性も分析されています。CADP 2.0では、761件のインフラプロジェクトをリストアップして、その経済効果を経済地理シミュレーションモデルによって試算しました。その結果、2021年~2030年の累計で約180兆円(2010年時点のアセアン諸国のGDP合計の81%に相当)という大きな効果があるとしています。
カンボジアについても、プノンペン~ホーチミン高速道路等、68件のプロジェクトがリストアップされています。
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