カンボジア経済

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2015年のカンボジア犯罪発生状況

2016年02月12日 | 社会・風土
 在カンボジア日本大使館によりますと、2015年のカンボジアでの犯罪発生状況は、殺人や強盗等の重要犯罪が増加したとのことです。また、日本人の被害では、ひったくり等の窃盗事件が多いとして、注意を呼び掛けています。
 2015年の重要犯罪は751件で、2014年の716件から5%増となりました。重要犯罪のうち、強盗は279件(2014年251件、11%増)、殺人は200件(同213件、6%減)となっています。一方、大使館で把握している2015年の邦人被害のひったくり事件は48件にも上り(2014年39件)、そのうちの46件がプノンペン市内における被害でした。歩中に使用中のiPhoneをひったくられる事案も増えていることから、外を歩く際は、携帯電話やデジカメ等高価なものをむやみに取り出さない等の注意が必要とされます。
 警察によりますと、プノンペンでは、ほかの地域に比べて拳銃等の武器の入手が容易である、若者を中心とした強盗集団が存在する等の理由から強盗や窃盗が多いとしています。大使館では、ひったくり犯であっても、拳銃を隠し持っている可能性があるという意識を常に持つように注意を呼び掛けています。
 安全になってきたと言われるカンボジアですが、やはりカンボジアは日本と違うという認識を常に忘れないことが重要と言えます。

在カンボジア日本国大使館の安全情報
http://www.kh.emb-japan.go.jp/security/anzen/2014/20160205-3.pdf


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