6月8日、携帯電話会社スマートは、中国のファーウェイ(華為技術)と協力し、第5世代(5G)移動通信システムのライブトライアルを開催しました。両社は、カンボジアで初の5Gを年内にも本格導入したいとしています。
スマートのトーマス・フント最高経営責任者は、「優れた通信環境の構築を通じて国民の生活水準を向上させるという目標の達成に向け、引き続き年7000万~8000万ドル(約76億円~86億円)相当の大規模投資を行っていく」と述べました。
ファーウェイは、今年4月以来、韓国。スイス、英国、フィンランド等で5Gサービスを開始してきましたが、カンボジアはアセアンで初の5G導入国となるものと見られます。途上国では、先進国が一歩一歩進めてきた技術革新を一気に追いつく「技術ジャンプ(蛙飛び)」という現象がみられることがありますが、カンボジアの通信セクターはまさにその好例と言えます。
カンボジア政府は、4月末の中国での一帯一路会議の際に、ファーウェイと5G技術開発に関する覚書を結んでいます。中国のファーウェイについては、中国のスパイ行為やサイバー攻撃に関与しているとの疑いが強まり、米国政府はファーウェイ製の機器の排除を決め、ファーウエィ向けのハイテク部品の輸出禁止やファーウエィ製品の輸入禁止を打ち出しています。こうした中で、カンボジアがいち早くファーウェイの採用に前向きの姿勢を示したことは注目され、今後も引き続き慎重に状況を注視していく必要があるものと見られます。
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スマートのトーマス・フント最高経営責任者は、「優れた通信環境の構築を通じて国民の生活水準を向上させるという目標の達成に向け、引き続き年7000万~8000万ドル(約76億円~86億円)相当の大規模投資を行っていく」と述べました。
ファーウェイは、今年4月以来、韓国。スイス、英国、フィンランド等で5Gサービスを開始してきましたが、カンボジアはアセアンで初の5G導入国となるものと見られます。途上国では、先進国が一歩一歩進めてきた技術革新を一気に追いつく「技術ジャンプ(蛙飛び)」という現象がみられることがありますが、カンボジアの通信セクターはまさにその好例と言えます。
カンボジア政府は、4月末の中国での一帯一路会議の際に、ファーウェイと5G技術開発に関する覚書を結んでいます。中国のファーウェイについては、中国のスパイ行為やサイバー攻撃に関与しているとの疑いが強まり、米国政府はファーウェイ製の機器の排除を決め、ファーウエィ向けのハイテク部品の輸出禁止やファーウエィ製品の輸入禁止を打ち出しています。こうした中で、カンボジアがいち早くファーウェイの採用に前向きの姿勢を示したことは注目され、今後も引き続き慎重に状況を注視していく必要があるものと見られます。
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