7月16日、労働省は、外国人の就業規制を8月中旬から導入する方針であると発表しました。具体的には、タクシーやトゥクトゥク、バイクタクシーの運転手、屋台等の露天商、美容師、小規模自営業者等、インフォーマルな職業への外国人の就労を禁止する見込みです。更に、民間企業の人事部長や総務部長といった管理部門の長への外国人の就労も禁止するとしています。また、労働省は、「民間企業が外国人を雇用する場合、カンボジア人を優先的に雇用しているか、事業運営における必須技能を外国人が保有していることを証明するよう求める」としています。
今回の規制の背景は、シアヌークビル等に大量流入している中国人が、カンボジアの貧困層の就業に悪影響を与えているとの批判を抑えることにあるものと見られます。カンボジアの一般の人々の間の反中感情は相当な高まりを見せており、特に、中国の投資等から全く利益を得られていないばかりか、傍若無人な扱いに怒りを覚えている貧困層の反中感情の悪化に対して、政府も対応せざるを得なくなりつつあるものと見られます。
ただ、今回の規制は外国人一般を対象とするものと見られ、このままでは日本人や日本企業への影響も出かねないものと懸念されます。正式な規制の詳細は不明ですが、健全な外国投資企業の経営に影響を与えないことが望まれます。
(写真は、プノンペン市内)
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今回の規制の背景は、シアヌークビル等に大量流入している中国人が、カンボジアの貧困層の就業に悪影響を与えているとの批判を抑えることにあるものと見られます。カンボジアの一般の人々の間の反中感情は相当な高まりを見せており、特に、中国の投資等から全く利益を得られていないばかりか、傍若無人な扱いに怒りを覚えている貧困層の反中感情の悪化に対して、政府も対応せざるを得なくなりつつあるものと見られます。
ただ、今回の規制は外国人一般を対象とするものと見られ、このままでは日本人や日本企業への影響も出かねないものと懸念されます。正式な規制の詳細は不明ですが、健全な外国投資企業の経営に影響を与えないことが望まれます。
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