7月12日、フン・セン首相は閣議で、外国からの産業廃棄物など、ごみの輸入を禁止する方針を示しました。フン・セン首相は、「ごみの輸入を絶対に許してはならない」と強調し、政府職員に指示に従うよう求めたとのことです。中国が2017年末に廃プラスチックや電気製品に由来する廃棄物の輸入を禁止したことで、先進国のごみの多くが、東南アジア各国に流れていることが背景にあると見られます。既に、インドネシアやフィリピン、マレーシアは、カナダやフランス等から送られてきたごみを各国に送り返しています。
こうした中で、7月17日、カンボジア政府は、シアヌークビル港で不法に輸入されたプラスチックごみが詰め込まれたコンテナ83個、1600トン分が見つかったと明らかにしました。米国とカナダから輸入されたもので、両国に送り返すとしています。今回の取締りは、関税消費税総局、環境省、シアヌークビル州政府、シアヌークビル港湾公社が共同して実施したとしています。また、カンボジアの輸入企業は中国系企業であるとされ、現在、関税消費税総局等が捜査中であるとしています。
プラスチックごみのリサイクルは。世界的な問題となっています。「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」にプラスチックごみを追加する改正案を今年5月の締約国会議で日本とノルウェーが共同提出し、5月10日の会議で各国の賛同を得て決定されました。こうした国際的環境問題に対し、引き続き日本が先導的な役割を果たすことが期待されます。
(写真は、AKPより)
日本の環境省のサイト
https://www.env.go.jp/press/106784.html
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こうした中で、7月17日、カンボジア政府は、シアヌークビル港で不法に輸入されたプラスチックごみが詰め込まれたコンテナ83個、1600トン分が見つかったと明らかにしました。米国とカナダから輸入されたもので、両国に送り返すとしています。今回の取締りは、関税消費税総局、環境省、シアヌークビル州政府、シアヌークビル港湾公社が共同して実施したとしています。また、カンボジアの輸入企業は中国系企業であるとされ、現在、関税消費税総局等が捜査中であるとしています。
プラスチックごみのリサイクルは。世界的な問題となっています。「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」にプラスチックごみを追加する改正案を今年5月の締約国会議で日本とノルウェーが共同提出し、5月10日の会議で各国の賛同を得て決定されました。こうした国際的環境問題に対し、引き続き日本が先導的な役割を果たすことが期待されます。
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