カンボジアでの新型コロナウイルスの新規感染者数は4月12日以降ゼロの日が続いていましたが、先々週2名、先週1名の新規感染者があり、5月31日の保健省発表によれば、累計感染者数は125名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は123名となっています。新規感染者1名は、タイ国内での宗教学習セミナーに参加した後、5月28日にタイから陸路で帰国したカンボジア人でした。
5月25日、プノンペン都は、通達を発出し、引き続き新型コロナ対策を継続することを求めました。具体的には、2020年9月までパーティや宗教的集会の禁止継続、食堂等での防止策(体温測定・消毒等)の継続、ジム、映画館、カラオケ、マッサージ、スパ等の営業停止の当面の継続等です。
5月25日、カンボジア政府は新型コロナで影響を受けている産業への支援策第4弾を発表しました。借入に関する源泉徴収税の減免、農業農村開発銀行(ARDB)の金利引き下げ等です。
5月26日、カンボジア政府は、縫製業、観光業等の一時帰休労働者向け補助金の支払を開始しました。83工場・28ホテルの一時帰休労働者3万3231人に対し、総額68万4294ドルを支払いました。支払いは、電子送金のWINGを使用しています。政府は、一時帰休労働者に対し月40ドルの補助金(一時帰休期間によって金額は変動)を支給するとしています。
5月27日、三上正裕日本大使はオウン・ポン・モニロット経済財政大臣と面談し、カンボジアの保健・教育セクター向けに25億100万円の無償資金協力を供与することを表明しました。新型コロナ対策に寄与する医療機器等が含まれている模様です。三上大使はカンボジアの新型コロナ対策を評価したうえで、日本として引き続き、技術協力や円借款でも支援を継続したいと述べたとのことです。
カンボジアでは、新規感染者の数が落ち着いていることから、プノンペン等では経済活動が復旧してきています。引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。
(写真は、三上大使とオウン・ポン・モニロット経済財政大臣。AKPより)
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