カンボジアでの新型コロナウイルスの新規感染者数は4月12日以降ゼロの日が続いていましたが、海外帰国者の感染者が3週前に2名、先々週1名ありました。先週も海外帰国者1名の感染が確認され、6月7日の保健省発表によれば、累計感染者数は126名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は123名です。新規感染者1名は、5月24日に韓国からのフライトでカンボジアに到着したカンボジア人で、自宅での隔離13日目の検査で6月6日に陽性が確認されたとのことです。保健省の緊急対応チーム及びプノンペン保健局は、接触者を調査中とのことです。
カンボジアに到着した旅客は全員PCR検査の対象となり、検査結果が出るまで空軍基地等に隔離されていましたが、その環境が劣悪であるため、日本大使館等からも改善を要請した結果、外国人はプノンペン市内のホテルで隔離されることになりました。ホテル代は乗客各自負担で1泊30ドルとのことです(宿泊するホテルは変更される可能性があり、代金も変更となる可能性あります)。
カンボジア日本人会では、日本とカンボジア両国間での移動に困難が生じる中、最新の情報収集や発信、邦人への支援を行っています。このため、「実際に移動される皆様に対し、移動前の準備、カンボジア到着後の入国手続きの様子、そのほかお気づきになったことや、改善の必要がある点、ご要望などの情報提供を改めてお願いします。」としています。皆様のご協力をお願い申し上げます。
6月1日、フン・セン首相は、新型コロナの影響で縫製工場256カ所が休業し、13万人以上の雇用に影響が出ていると明らかにしました。また、観光業では169社が営業を停止し、1万6891人が職を失ったとしています。カンボジアの縫製産業では、欧米等の需要縮小が続いており、5月~6月は受注がほとんどない状態と言われ、今後の輸出も大きく減少せざるを得ないと見られます。
6月2日、労働職業訓練省は、通達を発出し、2020年の年功補償金の支払いについて2021年まで延期することを認めました。支払いの延期が可能な年功補償金は、縫製・製靴業に従事する労働者に対する2018年以前の年功補償金遡及支払分と全産業の労働者に対する2020年度の年功補償金となります。
6月5日、自民党の岸田文雄政調会長は、1人あたり10万円を支給する特別定額給付金の対象に海外在住の日本人を加える方向で調整していると自民党総務会で明らかにしたとのことです。2020年度第2次補正予算案で関連する経費を確保したとしています。在外邦人の把握等の技術的課題もあるので、今後、外務省等で検討が進められる見込みです。
カンボジアでは、新規感染者の数が落ち着いていることから、プノンペン等では経済活動が復旧してきています。営業禁止が求められているスパ、マッサージ、スポーツジム等も、再開しているところも出ている模様です。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。
(写真は、最近見かけた結婚式。6月2日撮影)
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