8月11日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)とマレーシアの最大手銀行であるメイバンクは、カンボジアの中央銀行デジタル通貨「バコン」を利用した海外送金を開始したと発表し、式典を開催しました。バコンとしては、初の海外送金パートナーとなります。
メイバンクのモバイルアプリから、バコンのeウォレットにドル建ての即時送金が可能となりました。今のところ、マレーシアからカンボジア向け送金だけが可能で、カンボジアからマレーシア向けの送金はまだできません。1回の送金上限は、2500ドル(約27万円)ですが、手数料は1回あたり10リンギ(約260円)と格安です。更に、今年12月末までは、この10リンギの手数料も免除するキャンペーンを実施中です。
マレーシアでは、カンボジアからの出稼ぎ労働者が多数働いています。NBCのチア・スレイ副総裁は、「マレーシアで働いているカンボジア人(多くは女性)からカンボジアにいる家族への送金が、簡単・即時・低コストで可能になる」と述べています。
中央銀行デジタル通貨が、海外送金に使用可能になるのは、世界初ではないかと見られます。カンボジアではしがらみが少ないことから、こうした最新フィンテック技術の開発・導入が可能であるという利点があります。こうした最新技術の活用によって、カンボジアが先進国に追いつき追い越して行く事例がますます増えていくことが期待されます。
(写真は、NBCのフェイスブックより)
メイバンクの新聞発表(英文です)
https://www.maybank.com/en/news-support/newsroom-detailpage.page?detailId=162874741085500
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マレーシアでは、カンボジアからの出稼ぎ労働者が多数働いています。NBCのチア・スレイ副総裁は、「マレーシアで働いているカンボジア人(多くは女性)からカンボジアにいる家族への送金が、簡単・即時・低コストで可能になる」と述べています。
中央銀行デジタル通貨が、海外送金に使用可能になるのは、世界初ではないかと見られます。カンボジアではしがらみが少ないことから、こうした最新フィンテック技術の開発・導入が可能であるという利点があります。こうした最新技術の活用によって、カンボジアが先進国に追いつき追い越して行く事例がますます増えていくことが期待されます。
(写真は、NBCのフェイスブックより)
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