カンボジア経済

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第19回日本ASEAN交通大臣会合

2021年11月17日 | 経済
 11月12日、第 19 回日ASEAN交通大臣会合がテレビ会議にて開催されました。会合では、カンボジアのスン・チャントール上級大臣兼公共事業運輸大臣及び中山展宏国土交通副大臣が共同議長を務めました。大臣会合では、「日ASEAN交通連携ワークプラン2020- 2021」に基づき実施された27のプロジェクトの着実な進展が歓迎されました。また、ワークプランの下での活動の成果物として、「過積載車両対策のためのICTソリューション実証実験報告書」及び「日ASEANコールドチェーン物流認証審査ガイドライン」を承認しました。更に、ASEAN地域における連結性を高めていくため、「日ASEAN交通連携ワークプラン2021-2022」を承認しました。この新ワークプランには「ビックデータの活用によるモビリティの向上」が含まれることとなりました。
 カンボジアは、ベトナムのホーチミン、カンボジアのプノンペン、タイのバンコク、ミャンマーのダウェーを結ぶ南部経済回廊の要衝に位置しており、ASEANの物流にとって重要な役割を果たしています。日本も協力して、この南部経済回廊等の交通・物流の改善を行っていくことは、ASEAN各国だけでなく、日本、特にASEANに進出している日系企業にとって、重要な課題と言えます。日本が様々な協力を行い、各国の改善努力を継続的に支援していくことが期待されます。
(写真は、共同議長を務めたスン・チャントール大臣)

国土交通省の発表
https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo05_hh_000260.html


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