4月28日・29日に、統合幕僚長の山崎幸二陸将は、カンボジアを公式訪問し、フン・セン首相及びティア・バニュ副首相兼国防大臣を表敬するとともに、ヴォン・ピセン国軍司令官及びフン・マネット陸軍司令官と会談を行いました。
フン・セン首相及びティア・バニュ副首相兼国防大臣への表敬においては、戦略的パートナーシップに基づき発展してきた両国関係を評価するとともに、自衛隊とカンボジア軍の一層の連携について議論しました。また、本年のASEAN議長国であるカンボジアのリーダーシップの下、自衛隊としても各種活動における協力を積極的に実施していくことを確認しました。
ヴォン・ピセン国軍司令官及びフン・マネット陸軍司令官との会談においては、国際社会の平和と安定のため、日カンボジア間におけるPKO、教育交流といった幅広い分野における防衛協力・交流の更なる推進について一致しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、自衛隊とカンボジア軍がより一層緊密に連携し、域内の課題に対処していくことで一致しました。
「親中派」とも言われるカンボジアでは、海軍基地等への中国軍進出疑惑も取りざたされ、米国も神経をとがらせています。こうした中で、カンボジアから信頼感の深い日本が、カンボジアが中国に傾き過ぎないように様々なルートで外交努力を続けることには大きな意義があります。今回の統合幕僚長の訪問も、カンボジア軍との直接対話等、大きな成果があったものと見られます。
(写真は、AKPより)
防衛省統合幕僚監部の新聞発表
https://www.mod.go.jp/js/Press/press2022/press_pdf/p20220430_01.pdf
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フン・セン首相及びティア・バニュ副首相兼国防大臣への表敬においては、戦略的パートナーシップに基づき発展してきた両国関係を評価するとともに、自衛隊とカンボジア軍の一層の連携について議論しました。また、本年のASEAN議長国であるカンボジアのリーダーシップの下、自衛隊としても各種活動における協力を積極的に実施していくことを確認しました。
ヴォン・ピセン国軍司令官及びフン・マネット陸軍司令官との会談においては、国際社会の平和と安定のため、日カンボジア間におけるPKO、教育交流といった幅広い分野における防衛協力・交流の更なる推進について一致しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現のため、自衛隊とカンボジア軍がより一層緊密に連携し、域内の課題に対処していくことで一致しました。
「親中派」とも言われるカンボジアでは、海軍基地等への中国軍進出疑惑も取りざたされ、米国も神経をとがらせています。こうした中で、カンボジアから信頼感の深い日本が、カンボジアが中国に傾き過ぎないように様々なルートで外交努力を続けることには大きな意義があります。今回の統合幕僚長の訪問も、カンボジア軍との直接対話等、大きな成果があったものと見られます。
(写真は、AKPより)
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