2月15日、国際金融情報センター(JCIF)は、「カンボジア:概要レポート(2023年度)」を公表しました。著者は、アジア第2部の杉原諒研究員です。
レポートでは、政治・社会・外交(国土/略史/内政/社会/気候変動への取組み/外交)、経済(経済成長/雇用/財政/金融/国際収支/直接投資/対外債務)、日本との関係について、最新のデータも含めて詳細に分析されています。
政治につては、「2023年7月23日のカンボジア国民議会(下院)議員選挙で与党人民党が全125議席のうち120議席を獲得した。8月22日にフン・セン首相は辞任し、長男のフン・マネット氏が新首相に就任した。」としています。経済については、「2022年の実質GDP成長率は衣料品、履物、自転車等の製造業が好調だったことに加え、観光業が持ち直しサービス業が回復に向かったため、前年比+5.2%と加速した。2023年は外需低迷が影響し衣料品の輸出が不調だった一方、電子部品の輸出が好調だったほか、外国人観光客の回復が続いたことから、主要国際機関は成長率を同+5.5%程度と推計している。」と分析しています。
短中期の課題・リスクとしては、低コスト労働力というメリットの低下、不良債権比率の更なる上昇、中国経済の悪化でカンボジア経済が打撃を受けるリスク等を挙げています。
このレポートは、有料(6000円)となっています。カンボジアの概要や最近の状況について、まとまった良いレポートです。ご興味のある方は、ぜひご購入下さい。
(写真は、発展が続くプノンペン市内)
国際金融情報センターのサイト
https://www.jcif.or.jp/report/2024/KHM202402031923.html
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レポートでは、政治・社会・外交(国土/略史/内政/社会/気候変動への取組み/外交)、経済(経済成長/雇用/財政/金融/国際収支/直接投資/対外債務)、日本との関係について、最新のデータも含めて詳細に分析されています。
政治につては、「2023年7月23日のカンボジア国民議会(下院)議員選挙で与党人民党が全125議席のうち120議席を獲得した。8月22日にフン・セン首相は辞任し、長男のフン・マネット氏が新首相に就任した。」としています。経済については、「2022年の実質GDP成長率は衣料品、履物、自転車等の製造業が好調だったことに加え、観光業が持ち直しサービス業が回復に向かったため、前年比+5.2%と加速した。2023年は外需低迷が影響し衣料品の輸出が不調だった一方、電子部品の輸出が好調だったほか、外国人観光客の回復が続いたことから、主要国際機関は成長率を同+5.5%程度と推計している。」と分析しています。
短中期の課題・リスクとしては、低コスト労働力というメリットの低下、不良債権比率の更なる上昇、中国経済の悪化でカンボジア経済が打撃を受けるリスク等を挙げています。
このレポートは、有料(6000円)となっています。カンボジアの概要や最近の状況について、まとまった良いレポートです。ご興味のある方は、ぜひご購入下さい。
(写真は、発展が続くプノンペン市内)
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