新聞報道によりますと、公共事業運輸省は、プノンペン西部のサムロン地区に「プノンペン・ロジスティクス・コンプレックス」を建設するためのフィージビリティ調査を来年早々にも開始するとのことです。アジア開発銀行(ADB)が協力するとしています。
建設予定地は、鉄道北線と南線が分岐する地点で、北線と南線と道路の環状3号線に囲まれたところです。広さは約98ヘクタールとしています。この場所は、もともと、南線でシアヌークビルから運んできたコンテナを積降するコンテナヤードの予定地でした。しかし土地取得問題等で、計画は塩漬けとなっていました。また、この土地については、日本が支援する高架鉄道の車両基地の候補地ともなっています。
この場所は、鉄道北線と南線に直結する好立地です。また、最近整備された環状3号線によって、国道4号線及び5号線、6号線と直結しています。今後の環状3号線整備によって、国道3号線、更にはシアヌークビルへの高速道路にもつながることが期待されます。
現在、鉄道南線のコンテナについては、国道4号線に近いドライポートで南線本線上で貨車から積降が行われています。今後のコンテナ輸送の迅速化のためにもプノンペン側の大型コンテナヤードの整備は不可欠であり、フィージビリティ調査の結果を待って、早期に建設が開始されることが期待されます。
(写真は、サムロン地区を走る鉄道南線のコンテナ列車)
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建設予定地は、鉄道北線と南線が分岐する地点で、北線と南線と道路の環状3号線に囲まれたところです。広さは約98ヘクタールとしています。この場所は、もともと、南線でシアヌークビルから運んできたコンテナを積降するコンテナヤードの予定地でした。しかし土地取得問題等で、計画は塩漬けとなっていました。また、この土地については、日本が支援する高架鉄道の車両基地の候補地ともなっています。
この場所は、鉄道北線と南線に直結する好立地です。また、最近整備された環状3号線によって、国道4号線及び5号線、6号線と直結しています。今後の環状3号線整備によって、国道3号線、更にはシアヌークビルへの高速道路にもつながることが期待されます。
現在、鉄道南線のコンテナについては、国道4号線に近いドライポートで南線本線上で貨車から積降が行われています。今後のコンテナ輸送の迅速化のためにもプノンペン側の大型コンテナヤードの整備は不可欠であり、フィージビリティ調査の結果を待って、早期に建設が開始されることが期待されます。
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