カンボジア経済

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加藤財務大臣兼金融担当大臣のカンボジア訪問

2025年01月15日 | 経済
 1月7日~10日に、加藤財務大臣兼金融担当大臣はベトナム(ハノイ、ホーチミン)及びカンボジア(プノンペン)を訪問しました。カンボジアでは、フン・マネット首相を表敬するとともに、オーン・ポンモニラット副首相兼経済財政大臣、ボンセイ・ビソット副首相兼閣僚評議会担当大臣と面会し、二国間の開発協力等について意見交換を実施しました。
 会談では、円借款を通じたインフラ整備や同国から日本への技能実習生に対する支援、同国の経済成長における中小企業の振興の重要性について確認したほか、両国間の更なる経済・金融協力等の発展について意見交換を行いました。
 さらに、大臣は、現地日系企業関係者との意見交換を実施し、同国における事業環境等について議論を行いました。また、日本が円借款を供与してきたニロート浄水場の視察等を行いました。
 カンボジアは、アジアで最も親日的な国と言われます。日本もカンボジアとの友好関係を維持・拡充するために外交攻勢をかけており、2024年は外務大臣、防衛大臣他多数の高官がカンボジアを訪問しました。親中派と言われるカンボジアですが、日本に対する信頼感は高いものがあり、日本が様々なチャンネルを活用してカンボジアが中国に傾き過ぎないように努力することには大きな意義があるものと見られます。
(写真は、フン・マネット首相への表敬訪問。AKPより)

日本の財務省の発表
https://www.mof.go.jp/policy/international_policy/convention/dialogue/20250110.html


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