12月26日、カンボジアの中央銀行であるカンボジア国立銀行(NBC)は、金融研究所(Institute for Banking Studies: IBS)が正式に設立されたことを記念する式典を開催しました。式典には、カンボジア国立銀行のチア・スレイ総裁、ハン・チュオン・ナロン教育大臣等300名が参加しました。
金融研究所は、1994年にカンボジア国立銀行が設立した銀行研究センターを格上げして創設されたものです。今般、新規の施設と学生寮も完成しています。金融研究所は、銀行経営、金融、経済学の専攻の学士号と準学士号を目指す学生を教育する機関となります。
研究所の複合施設には、地方出身の学生のために学生寮が新設されました。これまでに、金融研究センターは、3175人(うち女性1997人)の準学士号の学生を訓練してきました。卒業生のほとんどは金融業界に就職しているとのことで、金融業界にとっても重要な機関となっているものと見られます。
カンボジアは、遅れた国と見られがちですが、預金や送金等の銀行取引のデジタル化は、日本よりも進んでいると言っても過言ではありません。今後のフィンテック振興のためにも、こうした研究機関が果たす役割は重要なものがあると見られます。中央銀行や教育省等の継続的な取り組みが期待されます。
(写真は、カンボジア国立銀行の発表より)
カンボジア国立銀行の発表(英文です)
https://www.nbc.gov.kh/english/news_and_events/news_info.php?id=836
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金融研究所は、1994年にカンボジア国立銀行が設立した銀行研究センターを格上げして創設されたものです。今般、新規の施設と学生寮も完成しています。金融研究所は、銀行経営、金融、経済学の専攻の学士号と準学士号を目指す学生を教育する機関となります。
研究所の複合施設には、地方出身の学生のために学生寮が新設されました。これまでに、金融研究センターは、3175人(うち女性1997人)の準学士号の学生を訓練してきました。卒業生のほとんどは金融業界に就職しているとのことで、金融業界にとっても重要な機関となっているものと見られます。
カンボジアは、遅れた国と見られがちですが、預金や送金等の銀行取引のデジタル化は、日本よりも進んでいると言っても過言ではありません。今後のフィンテック振興のためにも、こうした研究機関が果たす役割は重要なものがあると見られます。中央銀行や教育省等の継続的な取り組みが期待されます。
(写真は、カンボジア国立銀行の発表より)
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