カンボジア経済

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プノンペンに質屋が登場

2011年03月30日 | 経済
 プノンペン中心部のPGCTセンターの質屋、Cash-U-Upに行ってみました。昨年から質屋もライセンスの取得を義務付けられており、Cash-U-Upは、最初にライセンスを取った4社のうちの1社です。店内には質流れの宝石・貴金属、高級腕時計に加えて、バイクやパソコン、携帯電話も並びます。これらを担保とした貸付は、期間1カ月で月利3%となっています。並んでいる宝石類には3000ドル~5000ドルといった高価なものもあり、ちょっと驚かされます。
 Cash-U-Up社は、シンガポールとカンボジアの合弁会社で、資本金は50万ドルです。既に貸付総額は100万ドルを超えているとのことで年末には300~400万ドルを目指しているとしています。
 いまだにライセンスを取っていない闇業者も多いようですが、闇業者は金利が高い(月利4%以上)、質草を返さない等の問題があると言われており、Cash-U-Up社はライセンスによる信用力を背景に顧客を増やしている模様です。
 無担保のマイクロファイナンスに続く金融業者として今後の動向が注目されます。

Cash-U-Up
PGCT Center, St. 274
023 6565001
www.cashuup.com (工事中)


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