8月18日、日本貿易振興機構(JETRO)は、DXPF 第6回「カンボジア デジタル市場開拓セミナー カンボジアにおけるヘルスケア産業およびカンボジア企業との協業のあり方」をオンラインで開催しました。カンボジア政府が重点を置く、あらゆる産業におけるデジタル化に関連し、今回は「ヘルスケア」をテーマとしたセミナーでした。講師は、カンボジアで日本式の質の高い医療を提供している「Sunrise Healthcare Service Co., Ltd.」の岡和田学取締役と、オンライン診療のプラットフォームを開発する「MeetDoctor Cambodia」のCEO/Co-founderのMr. NIT Buntongyiでした。
岡和田氏からは、カンボジアの医療の現状、特に医療関連情報の管理体制が説明されました。また、NIT氏からは、オンライン診療システムである「MeetDoctor」について説明がありました。このシステムでは、オンライン診察、病院の予約、電子カルテ、家での検査、薬品の配送のすべてに対応しているとのことです。
日本でも新型コロナの感染拡大を契機に、オンライン診療の規制緩和が行われましたが、オンライン初診は、活用がほぼゼロにとどまっているのが現状です。これに対し、カンボジアでは、MeetDoctor以外にも複数のオンライン診療システムが稼働しています。MeetDoctorだけでも、今年2月以降で3万件のオンライン診療実績があります。カンボジアでは、先進国のようなしがらみが少ないことから、先進的なシステムを柔軟に取り入れて、先進国に一気に追いつき追い越していく「蛙飛び(リープフロッグ)現象」が見られます。オンライン診療もその好例の一つとなりつつあると見られ、今後の展開が大いに注目されます。
(写真は、サンライズ・ジャパン病院)
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岡和田氏からは、カンボジアの医療の現状、特に医療関連情報の管理体制が説明されました。また、NIT氏からは、オンライン診療システムである「MeetDoctor」について説明がありました。このシステムでは、オンライン診察、病院の予約、電子カルテ、家での検査、薬品の配送のすべてに対応しているとのことです。
日本でも新型コロナの感染拡大を契機に、オンライン診療の規制緩和が行われましたが、オンライン初診は、活用がほぼゼロにとどまっているのが現状です。これに対し、カンボジアでは、MeetDoctor以外にも複数のオンライン診療システムが稼働しています。MeetDoctorだけでも、今年2月以降で3万件のオンライン診療実績があります。カンボジアでは、先進国のようなしがらみが少ないことから、先進的なシステムを柔軟に取り入れて、先進国に一気に追いつき追い越していく「蛙飛び(リープフロッグ)現象」が見られます。オンライン診療もその好例の一つとなりつつあると見られ、今後の展開が大いに注目されます。
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