8月16日、カンボジア経済財政省は、カンボジア中小企業銀行を通じ、中小企業協調融資スキーム(フェーズ2)を開始したと発表しました。中小企業協調融資スキームは、協調融資提携金融機関と協力して、金融アクセスのニーズがある中小企業を振興するための経済回復戦略の一環としてカンボジア政府が実施するイニシアティブの一つです。
融資規模は、総額1億ドル(約109億円)で、うち5000万ドルは中小企業銀行が、残り5000万ドルは提携金融機関が融資します。提携金融機関は、商業銀行21行、特殊銀行1行、マイクロファイナンス4機関の合計26機関です。融資上限額は、設備投資は50万ドル、運転資本は30万ドルです。金利は7.5%/年ですが、優先セクター(工業・サービス・貿易等)と認められる場合は、6.5%に優遇されます。融資期間は、最長7年です。
協調融資スキームの第1フェーズは、2020年4月1日に開始され、同年10月までに753社に対し融資を行い、予算全額(1億ドル)を融資しています。中小企業は、商業登記済のものだけでも51万社以上があり、カンボジア経済にとって重要な役割を果たしています。その振興の最大の課題は、金融へのアクセスであると指摘されています。特に新型コロナ影響で困難に直面している中小企業にとって、こうした優遇条件での融資は、大きな役割を果たすものと見られます。
(写真は、中小企業銀行のフェイスブックより)
中小企業銀行・経済財政省の新聞発表(英文です)
https://smebankcambodia.com.kh/wp-content/uploads/2021/08/Press-Release-Eng-Version.pdf
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融資規模は、総額1億ドル(約109億円)で、うち5000万ドルは中小企業銀行が、残り5000万ドルは提携金融機関が融資します。提携金融機関は、商業銀行21行、特殊銀行1行、マイクロファイナンス4機関の合計26機関です。融資上限額は、設備投資は50万ドル、運転資本は30万ドルです。金利は7.5%/年ですが、優先セクター(工業・サービス・貿易等)と認められる場合は、6.5%に優遇されます。融資期間は、最長7年です。
協調融資スキームの第1フェーズは、2020年4月1日に開始され、同年10月までに753社に対し融資を行い、予算全額(1億ドル)を融資しています。中小企業は、商業登記済のものだけでも51万社以上があり、カンボジア経済にとって重要な役割を果たしています。その振興の最大の課題は、金融へのアクセスであると指摘されています。特に新型コロナ影響で困難に直面している中小企業にとって、こうした優遇条件での融資は、大きな役割を果たすものと見られます。
(写真は、中小企業銀行のフェイスブックより)
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