3月29日、いすゞ車の組み立て工場の完工式典が開催されました。式典には、カンボジア開発評議会(CDC)のソクチェンダ・ソピア大臣他、関係者多数が参加しました。工場は、カンボジアのKカンボジア社(K (Cambodia) Co Ltd)が運営し、いすゞ車のノックダウン生産を行うとのことです。工場は、コンポン・スプー州東部の国道4号線沿いに位置しています。組み立てに当っては、日本水準の組み立てとなるよう、日本のいすゞ自動車の技術者から直接指導を受け、完成後検査も日本の技術者が実施するとしています。
カンボジアでは、完成車輸入時の税金(特別税等)が高いため、国内販売向けに部品を輸入して組み立てるノックダウン生産を行う工場ができ始めています。RMA社は、2022年6月に、プルサット州でフォードブランドの自動車を組み立てる工場を稼働させています。同工場の投資規模は2100万ドル(約30億円)で、年産9000台を計画しています。また、2022年9月の発表によりますと、豊田通商は、現地法人の豊田通商マニュファクチャリング(カンボジア)により、ロイヤルグループ・プノンペン経済特区にトヨタブランドの自動車の組立工場を建設しています。投資額は、3670万ドル(約52億円)で、完成後は150名を雇用する予定としています。
カンボジアの周辺国であるタイやベトナムには、日本車の部品を製造する多くの企業が進出しています。その一部は、カンボジアでも部品を製造しており、こうした部品を、南部経済回廊を通じて輸送し組み立てる方式は、完成車輸入時の税金を避けるとともに、製造コストの安い部品を選んで組み合わせることで完成車のコスト引き下げに有効であるものと見られ、今後の発展が大いに期待されます。
(写真は、カンボジア開発評議会のフェイスブックより)
カンボジア開発評議会のフェイスブック(クメール語)
https://web.facebook.com/cambodiainvestment.gov.kh/posts/pfbid02HC1GrEmcV7D4Kj6ZcbpXzNpiYSZPJkb6cTXysHEcnDcBUswn4WbxPBxPSxMogm8jl
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カンボジアでは、完成車輸入時の税金(特別税等)が高いため、国内販売向けに部品を輸入して組み立てるノックダウン生産を行う工場ができ始めています。RMA社は、2022年6月に、プルサット州でフォードブランドの自動車を組み立てる工場を稼働させています。同工場の投資規模は2100万ドル(約30億円)で、年産9000台を計画しています。また、2022年9月の発表によりますと、豊田通商は、現地法人の豊田通商マニュファクチャリング(カンボジア)により、ロイヤルグループ・プノンペン経済特区にトヨタブランドの自動車の組立工場を建設しています。投資額は、3670万ドル(約52億円)で、完成後は150名を雇用する予定としています。
カンボジアの周辺国であるタイやベトナムには、日本車の部品を製造する多くの企業が進出しています。その一部は、カンボジアでも部品を製造しており、こうした部品を、南部経済回廊を通じて輸送し組み立てる方式は、完成車輸入時の税金を避けるとともに、製造コストの安い部品を選んで組み合わせることで完成車のコスト引き下げに有効であるものと見られ、今後の発展が大いに期待されます。
(写真は、カンボジア開発評議会のフェイスブックより)
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