5月13日、国際協力機構(JICA)は、カンボジアのACLEDA Bank plc.との間で、カンボジアの農業セクター向け貸付資金として、最大8500万米ドルの海外投融資による融資契約に調印したと発表しました。この融資は、三井住友銀行との協調融資であり、両機関で2021年3月に合意したサステナブルファイナンス・フレームワークが適用されます。この融資は、カンボジア国内の農業セクターにおける融資残高が最大の金融機関であるACLEDA Bankを通じて、村落部の農民等への金融アクセス向上に貢献するものです。農業セクター向けの貸付拡大を支援し、カンボジアの持続的な経済成長に貢献することを目的とするとしています。
カンボジア経済における農業セクターの重要性は高く、GDPの約2割、雇用の約3割を占めています。一方、農業セクターにおける金融アクセスは国内全体の融資額の9%程度に限られており、農民の半数以上が金融にアクセスできていません。
こうした中で、農村部での金融アクセスの改善、所得向上を目指す事業等への融資は、大きな課題となっています。光ケーブルとワイヤレスにより全土に通信網を築いたカンボジアでは、スマホを使用したフィンテックも進展しつつあります。こうした技術も活用しつつ、農村部で生産性を向上させる事業等に対し、適格な融資を進めていくことは、包括的経済成長に大きく貢献することが期待されます。
国際協力機構の発表
https://www.jica.go.jp/press/2022/20220527_31.html
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カンボジア経済における農業セクターの重要性は高く、GDPの約2割、雇用の約3割を占めています。一方、農業セクターにおける金融アクセスは国内全体の融資額の9%程度に限られており、農民の半数以上が金融にアクセスできていません。
こうした中で、農村部での金融アクセスの改善、所得向上を目指す事業等への融資は、大きな課題となっています。光ケーブルとワイヤレスにより全土に通信網を築いたカンボジアでは、スマホを使用したフィンテックも進展しつつあります。こうした技術も活用しつつ、農村部で生産性を向上させる事業等に対し、適格な融資を進めていくことは、包括的経済成長に大きく貢献することが期待されます。
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