10月16日、SBIホールディングスは、カンボジアでマイクロファイナンス事業を展開するリーホーマイクロファイナンス(Ly Hour Microfinance Institution PLC.)の株式取得に関してカンボジア中央銀行より承認を取得したと発表しました。今後更に、銀行ライセンスの取得に向け増資を引き受ける予定で、SBI LYHOUR BANK PLC.に社名変更したうえで、銀行事業へ参入する計画です。先ず4420万ドル(約47億3000万円)で株式を取得した後、増資株を3750万ドル(約40億1000万円)で引き受け、最終的な出資比率は70%となるとしています。
リーホーマイクロファイナンスは、カンボジアで両替事業、住宅用不動産開発事業、資金決済送金事業、損害保険などを展開する金融コングロマリットであるLy Hourグループの中核会社の一社で、2018年12月時点のマイクロファイナンス総資産ランキングにおいて8位に位置しています。
SBIからの出資を踏まえ、リーホーマイクロファイナンスは近々カンボジア中央銀行から商業銀行ライセンスを取得する見込みです。リテール分野を主たるターゲットとしてビジネスの更なる拡大を目指すとしています。
2008年にSBIホールディングスは、韓国系との合弁でプノンペン商業銀行を設立しましたが、2016年に株式を売却し撤退していました。一方、2010年からはカンボジア子会社のSBIロイヤル証券を通じ、証券事業を展開してきました。今回の銀行業務再参入では、「当社グループがフィンテック企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見とLy Hourグループ各社とのシナジーを活かした先進的な銀行事業を展開することで、ひいてはカンボジア経済の更なる発展に貢献してまいります。」としています。
(写真は、プノンペン駅近くのお米屋さん街。記事とは直接関係ありません)
SBIホールディングスの新聞発表
http://www.sbigroup.co.jp/news/2019/1016_11697.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村
リーホーマイクロファイナンスは、カンボジアで両替事業、住宅用不動産開発事業、資金決済送金事業、損害保険などを展開する金融コングロマリットであるLy Hourグループの中核会社の一社で、2018年12月時点のマイクロファイナンス総資産ランキングにおいて8位に位置しています。
SBIからの出資を踏まえ、リーホーマイクロファイナンスは近々カンボジア中央銀行から商業銀行ライセンスを取得する見込みです。リテール分野を主たるターゲットとしてビジネスの更なる拡大を目指すとしています。
2008年にSBIホールディングスは、韓国系との合弁でプノンペン商業銀行を設立しましたが、2016年に株式を売却し撤退していました。一方、2010年からはカンボジア子会社のSBIロイヤル証券を通じ、証券事業を展開してきました。今回の銀行業務再参入では、「当社グループがフィンテック企業の先駆けとして培ってきたオンライン金融事業を中心とする知見とLy Hourグループ各社とのシナジーを活かした先進的な銀行事業を展開することで、ひいてはカンボジア経済の更なる発展に貢献してまいります。」としています。
(写真は、プノンペン駅近くのお米屋さん街。記事とは直接関係ありません)
SBIホールディングスの新聞発表
http://www.sbigroup.co.jp/news/2019/1016_11697.html
↓にほんブログ村のランキングに参加しています。よろしければクリックしてください↓
にほんブログ村