カンボジア経済

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新型コロナ カンボジアの状況 8月17日

2020年08月17日 | 経済
 カンボジアでの新型コロナウイルスの国内感染による新規陽性者数は4月12日以降ゼロの日が続いています。しかし、海外帰国者の陽性者が空港での検査や2回目以降の検査等で発見されており、先々週までに帰国者のうち111名が陽性と確認されていました。先週の海外帰国者の新規陽性は25名で、8月16日の保健省発表によれば、累計陽性者数は273名となっています。死者は引き続きゼロとなっています。また、治癒数は238名です。なお、新規陽性者は、フィリピンから入国した中国人14名、米国から韓国経由入国の米国人1名、米国から韓国経由帰国のカンボジア人1名、ロシアからマレーシア経由帰国のカンボジア人3名(6回目検査)、インドネシアから帰国のカンボジア人4名(5回目検査等)、米国から台湾経由帰国のカンボジア人2名等でした。
 フィリピンから入国した中国人多数が陽性と確認されたため、フィリピンからのフライトも8月13日以降禁止となりました。8月1日から禁止となっているインドネシア・マレーシアに次いで3カ国目の措置となります。
 カンボジア教育省は、新型コロナ対策が十分と認められる学校9校について、再開を許可しました。日本人学校及び日本人補習校もこの第1陣に含まれています。8月14日にカンボジア日本人会は、教育青年スポーツ省から正式の学校再開許書可書を受領しました。8月31日以降、学校が再開される見通しです。
 8月11日、カンボジア政府は、水祭りのイベントを中止することを決定しました。今年の水祭りは、10月30日~11月1日に恒例のボートレース等が行われる予定となっていました。これまでも、水祭りは度々中止となっています。2010年の水祭りの最終日の晩の将棋倒し事故で300名以上が死亡したことや、シアヌーク前国王陛下御逝去等も重なって、2011年から3年間はイベントが行われませんでした。また、2015年は干ばつの影響で、プノンペンではボートレースは中止となりました。
 カンボジアでは、新規感染者の数が落ち着いていることから、プノンペン等では経済活動が復旧してきています。ただ、引き続き、3密を避けることや、マスク、手洗い、アルコール消毒等の対策を続ける必要があるものと見られます。なお、カンボジアの入国規制については、度々変更されており、運用も確定していません。日本大使館のサイトやカンボジア日本人会のフェイスブックで最新情報をご確認ください。
(写真は、再開したプノンペン市内の映画館。)

カンボジア日本人会のフェイスブック
https://web.facebook.com/Jacambodia/

在カンボジア日本大使館のサイト
https://www.kh.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000197.html



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