カンボジアの北側、タイとの国境にあるプレアビヒア寺院を訪れることができました。このプレアビヒア寺院は、現在世界遺産に申請中で、今年の審査で世界遺産に登録される見込みとなっているとのことです。
「アジアのマチュピチュ」「絶壁寺院」の名の通り、鋭い絶壁の山頂に突如出現する巨大寺院には、まさに感動です。一番下の入り口(写真1)から150段の石段を登ると最初の山門。そこからは、幅の広い石造りの参道が約300メートル(写真2)。ここに第2の山門があります。ここには「カンボジア人に生まれたことを誇りに思う」との看板が掲げられています(写真3)。これは、この寺院の帰属についてタイと争ってきたと言う経緯があります。いまだに、タイはカンボジアの世界登録申請に不快感を表明しています。
さらに同じような参道を歩き3番目の山門(写真4)、また参道を歩いてようやく4番目の山門を超えると、ついに天空の寺院が現れます(トップの写真)。かなり崩壊が進んでおり、また、絶壁の縁を歩くところもあり、十分注意が必要です。残念ながら、彫刻等はあまり見ることができませんが、その規模の大きさには驚かされます。
天空の寺院の突端からは、すばらしい眺望が得られます(写真5)。なお、突端のオーバーハングの下には、男女の神様が祭られています。これを守るための竹に願いをこめて岩を支えるように嵌めるとご利益があるようです。ご老人が竹を売りながら、ここを守っておいでです(写真6)。
この寺院にカンボジア側から行くのは相当に大変です。未舗装路を長距離走る必要があります。さらに、裾野から寺院までは、写真7のような荒れた急勾配の道を車で登っていく必要があります。タイ側は、きれいな舗装路が近くまで来ています(写真8)。国境は、観光客であれば、徒歩で厳しい検査も無く通過することできます(写真9)。
この素晴らしい遺跡に是非一度おいでください。
写真1 プレアビヒア寺院入り口の石段
写真2 巨大な石造りの参道(第一山門~第2山門)
写真3 「カンボジア人に生まれたことを誇りに思う」との看板
写真4 3番目の山門。向こうには空が見えます。
写真5 絶壁の突端。下に広がる大平原。標高差は300~400メートル。
写真6 神様をお守りしているご老人。竹を頂いて、岩を支え、願いを込めてみました。
写真7 急勾配の荒れた道
写真8 整備されているタイ側
写真9 カンボジア-タイの国境。徒歩のみで通過可能。
「アジアのマチュピチュ」「絶壁寺院」の名の通り、鋭い絶壁の山頂に突如出現する巨大寺院には、まさに感動です。一番下の入り口(写真1)から150段の石段を登ると最初の山門。そこからは、幅の広い石造りの参道が約300メートル(写真2)。ここに第2の山門があります。ここには「カンボジア人に生まれたことを誇りに思う」との看板が掲げられています(写真3)。これは、この寺院の帰属についてタイと争ってきたと言う経緯があります。いまだに、タイはカンボジアの世界登録申請に不快感を表明しています。
さらに同じような参道を歩き3番目の山門(写真4)、また参道を歩いてようやく4番目の山門を超えると、ついに天空の寺院が現れます(トップの写真)。かなり崩壊が進んでおり、また、絶壁の縁を歩くところもあり、十分注意が必要です。残念ながら、彫刻等はあまり見ることができませんが、その規模の大きさには驚かされます。
天空の寺院の突端からは、すばらしい眺望が得られます(写真5)。なお、突端のオーバーハングの下には、男女の神様が祭られています。これを守るための竹に願いをこめて岩を支えるように嵌めるとご利益があるようです。ご老人が竹を売りながら、ここを守っておいでです(写真6)。
この寺院にカンボジア側から行くのは相当に大変です。未舗装路を長距離走る必要があります。さらに、裾野から寺院までは、写真7のような荒れた急勾配の道を車で登っていく必要があります。タイ側は、きれいな舗装路が近くまで来ています(写真8)。国境は、観光客であれば、徒歩で厳しい検査も無く通過することできます(写真9)。
この素晴らしい遺跡に是非一度おいでください。
写真1 プレアビヒア寺院入り口の石段
写真2 巨大な石造りの参道(第一山門~第2山門)
写真3 「カンボジア人に生まれたことを誇りに思う」との看板
写真4 3番目の山門。向こうには空が見えます。
写真5 絶壁の突端。下に広がる大平原。標高差は300~400メートル。
写真6 神様をお守りしているご老人。竹を頂いて、岩を支え、願いを込めてみました。
写真7 急勾配の荒れた道
写真8 整備されているタイ側
写真9 カンボジア-タイの国境。徒歩のみで通過可能。