カンボジア経済

カンボジアの経済について、お堅い数字の話から、グルメ情報といったやわらかい話まで、ビジネス関係の方にお役に立つブログです

ヘルシーな和食料理 Veg Life Restaurant

2021年04月04日 | 生活環境
 プノンペン中心部、200通りにあるヘルシーな和食料理のお店「Veg Life Restaurant」です。場所は、元「ひまじん」があったところです。店名は、漢字では「菜活」となっています。店内は、モダンで、ゆったりとした感じです。ベジが店名についていますが、ベジタリアンのお店というよりは、野菜たっぷりのヘルシーな料理が中心のお店です。今回は、カツカレー、ランチセットの牛肉炒め、蒸し野菜、きんぴら、漬物等を頼みました。ライスは、玄米と赤米のブレンドだそうで、ヘルシー感たっぷりです。この他にも野菜料理、豆腐料理等もいろいろ揃っています。ランチセット等の定食だけでなく、おつまみメニューも多いので、一杯やるのにも最適です。デリバリーでお弁当もやっていて、お値段は2.5ドル(約270円)からと、とてもリーズナブルです。お客さんは日本の方が多いようです。お腹が出ているおじさんとしては、大変ありがたいお店です。お勧めです。お試しください。

Veg Life Restaurant
https://web.facebook.com/BejiraifuRestaurant/?ref=page_internal

人気メニューのカツカレー。ライスが玄米と赤米のブレンドでヘルシーです。


代表的な野菜メニューの蒸し野菜。おつまみにも最適です。


お弁当もやってます。2.5ドルというリーズナブル価格です。



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本田圭佑選手 カンボジア代表を2023年まで指揮 実質的監督の契約延長を発表

2021年04月03日 | 社会・風土
 3月24日、サッカー元日本代表で、カンボジア代表のゼネラルマネジャーを務める本田圭佑選手は、自身のツイッターで2023年までカンボジア協会と契約延長したことを明らかにしました。2023年には、東南アジア競技大会のカンボジアでの初開催が予定されています。ツイッターでは、英語で「契約を延長したことを光栄に思う」と述べています。本田選手が実質的に指揮を執り始めて以来、カンボジア代表は16試合を戦って3勝3分け10敗です。2022年カタールワールドカップ・アジア2次予選では5試合を終えて、残念ながら勝ち点1で最下位となっています。
 本田選手とカンボジアとの繋がりの最初は、今回のワールドカップの2次予選でした。日本とカンボジアが同じ組となり、2015年11月に本田選手を始め日本代表チームはプノンペンで試合をするためカンボジアを訪問しました。これがきっかけとなり、2016年には、本田選手が主催する「ソルティーロファミリアサッカースクール」のカンボジア校が開校されました。更に、本田選手は、カンボジアの2部リーグだった「シエムレアプ・アンコールFC」の経営に参入し、チーム名も「ソルティーロ・アンコールFC」に改称して、1年目で1部昇格を果たしています。
 なお、3月26日に常駐する「監督」として、新たに廣瀬龍氏(65歳)が任命されています。
 日本代表で活躍した本田選手がカンボジア代表チームの実質的監督として、引き続きチームの強化に貢献してくれることは、大変素晴らしいことであり、日本とカンボジアの友好関係も更に深まるものと期待されます。
(写真上は、プノンペンで行われた日本・カンボジア戦。コーナーキックをする本田選手。2015年11月17日)

本田圭佑選手の公式サイト
https://keisuke-honda.com/

日本・カンボジア戦の試合前の日本代表の円陣。



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カンボジア信用保証公社 新型コロナ影響の中小企業向け特別枠2億ドル

2021年04月02日 | 経済
 3月29日、カンボジア政府は、カンボジア信用保証公社を通じて、地場の中小企業向けに2億ドル(約220億円)規模のビジネス回復信用保証スキームを開始しました。このスキームの目的は、新型コロナの影響下にあるカンボジアの中小企業の金融へのアクセスを改善することにあります。民間金融機関からの貸付金額の70%~80%が保証されるため、中小企業が準備しなければならない担保を少なく抑えることが可能となります。また、民間金融機関としても、中小企業の財務等の審査能力が不十分な中で、貸付のリスクを大幅に減少させることが可能となります。中小企業は、保証付きの借入資金を、運転資金、新規投資、ビジネス拡大等に活用することができます。
 カンボジア信用保証公社(Credit Guarantee Corporation of Cambodia Plc:CGCC)は、経済財政省所管の公的機関として2020年9月に設立されました。
 カンボジア等の途上国の中小企業にとって最大の課題の一つは金融へのアクセスです。金融へのアクセスを改善するために、カンボジア政府は、既に中小企業銀行を設立し、民間金融機関との協調融資を進めています。これに加えて、信用保証公社による民間金融機関融資の保証を実施するスキームは、大きな役割を果たすものと期待されます。貸付の増大だけでなく、中小企業に対しては、財務諸表の整備、借入の管理手法等を指導可能であり、金融機関に対しては借入申請手続きの円滑化や中小企業の財務状況審査手法の改善等の効果も期待されます。



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世界結核デー カンボジアの結核対策奏功

2021年04月01日 | 社会・風土
 3月24日は、世界結核デーでした。カンボジアのフン・セン首相は、カンボジアにおける結核撲滅に向けた多くの関係者の努力を称賛しました。カンボジアは、結核対策の成功国と言われています。結核による死亡者数は、2000年の42名/10万人から2019年には17名へと60%減少しました。また、新規患者数も2000年の579名/10万人から2019年位は287名へと半減しました。ともに、カンボジアの削減目標を4年も前倒しで達成したこととなります。
 この減少は、カンボジアが国を挙げてDOTS戦略を進めてきたことが要因とされています。現在、結核については、特効薬があり、6ヶ月間毎日薬を飲むことで完治します。そこで、なるべく早く結核患者を発見し、毎日薬を飲んでもらうことが必要となります。結核と判定された場合、6ヶ月間の薬は無料で提供されます。毎日きちんと薬を飲むことが大切なため、DOTS(病院や保健センターまで患者さんに来てもらい、先生や看護師さんの目の前で薬を飲んでもらう方法)が採用されています。フン・セン首相は、更に結核を撲滅するまで、様々な関係者の努力と協力を求めたいと述べています。
 カンボジアの結核撲滅には日本も長く協力しています。カンボジア国立結核センターは、結核に関するレファラル病院の頂点に位置し、結核の予防、発見、治療に取り組んでいます。現在のセンター(CENAT)は、2001年に日本の援助で建設され、その後も日本から多くの専門の先生方が来られ、その活動を支援しました。
 世界全体では、結核で毎年140万人以上が死亡しているとのことです。新型コロナだけでなく、結核等の疾病についても地道な努力を継続的に積み上げていくことが必要であり、カンボジア政府をはじめとした関係各方面の継続的な対策が期待されます。

ブログ「カンボジア経済」2008年3月16日「カンボジア国立結核センター」
https://blog.goo.ne.jp/economistphnompenh/e/5f62a4fc246c07f4c2b301803393fe68


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