幸せに生きる(笑顔のレシピ) & ロゴセラピー 

幸せに生きるには幸せな考え方をすること 笑顔のレシピは自分が創ることだと思います。笑顔が周りを幸せにし自分も幸せに!

「19歳までに手に入れる7つの武器」樺沢紫苑著  ”今からでも手に入れたい”

2025-01-03 10:08:18 | 本の紹介
・『樺チャンネル』の登録者数は50万人を超え、毎日30件以上の質問や悩み相談が寄せられます。

・人生の成功法則、すなわち「生き方の正解」とは、たった12文字です。
「整え、つながり、行動する」
・整える  心と体を整える  整える力
      思考を整える   レジリエンス
               コントロール力
 つながる 人とつながる   つながる力
      情報とつながる  読解力
 行動する 楽しいを見つける 好奇心
      新しい自分になる アウトプット力

・「整える」こと。すなわち睡眠、運動、食事の改善です。

・夜更かし厳禁
 睡眠不足に加えて、「体内時計のズレ」という追加ダメージを与えるのです。

・「運動・勉強」で、いくらでも脳は成長する。記憶力、集中力がアップし、学校の成績もアップします。

・栄養不足は致命的
「ダイエットしない」「朝食をとる」、これだけです。

・レジリエンスとは、「回復力」「復元力」「こころのバネ」=「心のしなやかさ」
ストレスをスルーする(やりすごす)ことができるようになるのもレジリエンスです。

・失敗や挫折、ヒトから叱られた経験がなく、トントン拍子の学生時代を歩んできた人ほど、社会人になってからキツいのです。

・レジリエンスを高める3つの方法
①100回失敗する
②第3の選択肢を持つ
③ニュートラル(中立)な視点
 ・アウトプットする。日記を書く
 ・アウトプット・サイクルを回す
 ・悪口を言わない

・本音の思いを伝え、相手の思いも受け取る

・「つながる力」は生きる力
職場のストレスの9割は、人間関係が原因といいます。
人は孤独では生きられない。「つながる力」は、生きる力そのものといえます。
「つながる力」とは、「コミュニケーション力を含めて、人とつながり、自分から交流していく力を指します。

・つながる力からを鍛える3つの方法
①リアルで会う、話す、遊ぶ
②相手の顔色を読み、自分の芽と表情で伝える
③部活、サークルを楽しむ

・友達を作る3つの方法
①友達ではなく「仲間」を作る
②小さな会話で友達レベルを上げる
③自分から声をかける
 友達を作るきっかけに必要なものは、小さな勇気だけ。会話力もコミュニケーション力も、人間的魅力も必要ありません。この小さな勇気こそが、つながる力の本質です。

・検索すれば悩みは消える

・「悩み」の特徴
①ネガティブ感情   「つらい、苦しい」
②対処方法がわからない 「どうしよう」
③停滞、思考停止    「どうしようもない」

・悩んだら、迷ったら「人に聞く」「集合知を活用する」。自分で調べられば(TODO)「何をすべきか」「対処法」は、一瞬でわかるのです。あとは、行動するだけ。悩みは、一瞬で解消できるのです。

・ほとんどの人は何もしないで悩んでいます。何もしないから停滞する。前に進めない。だから「悩み」の状態が続きます。
「悩んでいる自分」ではなく「行動しない自分」がいるだけです。

・本を読まない人は、当然ながら「本で悩みを簡単に解消できる」ことを知りません。つまり、悩みを抱えていても、解消できずに悩み続ける人が2人に1人です。

・読書のメリット12選
①IQアップ(知能、頭がよくなる)
②脳(前頭前野、頭頂葉、側頭葉、後頭葉)の活性化
③集中力が高まる(前頭前野、集中力を司る部位の活性化)
④コミュニケーション力、共感力アップ
⑤老化予防効果、認知症予防効果
⑥文章力、語彙力、言語化能力が全般的にアップ
⑦想像力、創造性、好奇心のアップ
⑧自己肯定感が高まる
⑨ストレス解消効果(脈拍数の低下)
⑩睡眠緒促進
⑪レジリエンスが高まる
⑫読書量が多いほど、学校の成績が良くなる

・読解力を高める3つの方法
①本を読んだらアウトプットする
②とにかく楽しく読む
③まずはラノベを読んでみる

・好奇心は「楽しい」を、楽しいは「可能性」を呼び寄せる
好奇心がある人は、楽しいことを発見できる。その結果、自分の強み、特技、個性、可能性に気づくことができます。

・創造性の物質「アセチルコリン」
「整える」はセロトニン、「つながる」はオキシトシン、「行動する」はドーパミンという、それぞれ幸福の脳内物質が関与しています。好奇心と最も関連する脳内物質は「アセチルコリン」です。

・「好奇心」を鍛える3つの方法
①新しい人と会う
②行ったことのない場所に行く
③やったことのないことをする

・現実を変えるため、そして、自己成長のために必須なのがアウトプット力です。

・インプット   「読む」「見る」「聞く」
 アウトプット  「話す」「書く」「行動する」
 フィードバック 「振り返る」「見直す」「修正×反省」「改善点開園店を洗い出す」

・インプットの2倍以上アウトプットしろ!
 自分で考え、決断し、新しアイデアを盛り込み、より良いものへと改善していく「アウトプット仕事」です。

・アウトプット力を鍛える3つの方法
①本を読んだら感想を書く
②日記を書く
③情報発信する

・自分で考え、自分で決断し、自分で行動する

感想
 メンタルの悩みがあれば、まずは身体を整えることが必須のようです。
睡眠、栄養、運動
 そして、悩みに対してどうすれば悩みの元が解消するかを考えて解消することのようです。
 悩みの種を抱えたままでは、なかなか悩みを解消することは難しいです。
解消するためには、同じ悩みを体験した人の本を読む、同じ悩みを抱えて乗り越えた人から教えを乞う、そしてネットでその悩みの解決方法を集めることのようです。AIに尋ねるのも選択肢の一つでしょう。
 悩みを一人で抱え込まないことも大切です。

 解決できないことは、受け入れてどう行動するかが問われているのかもしれません。
この二つの気持ちの持ち方を変えてくれました。

自分で考え、自分で決断し、行動する。
一歩足を前に出すと、景色が変わり、解決の糸口が見えてくるのでしょう。

『毒母は連鎖する子どもを「所有物扱い」する母親たち』旦木瑞穂著 ”周りからの助けが乏しい”

2025-01-01 17:00:00 | 本の紹介
・『毒になる親』スーザン・フォワード著によると、毒親とは、「子どもに対するネガティブな行動へパターンが執拗に継続し、それが子どもの人生を支配するようになってしまう親」を刺します。これは、「自分の都合で子どもたる時間や居場所を奪い、成人後もその関係を当然のごとく継続する、まさに子どもを自らの所有物として扱う親」と言い換えても良いかもしれません。こうした親こそが毒親であり、毒親から受けた毒は、受けた本人が自覚し、強い意思を持って自分の過去や毒親自身と向き合わない限り、その子どもにも連鎖してしまう傾向があることに気づきました。

『アイロニ』(ニコニコ動画で100万回再生を達成した曲)
 夢だとか希望とか 生きてる意味とか
 別にそんなものはさして必要ないから
 具体的でわかりやすい 機会をください 
 泣き場所探すうちに もう泣き疲れちゃったよ 
 (作詩・作曲・編曲:すこっぷ 唱:初音ミク)

・多くの場合、親から受ける愛情が子どもが求めているものとは違ったり、多すぎたり少なすぎたりした場合に、子どもや周囲に過干渉や虐待と評価される。青山さにゃ私の場合、母親の“愛情”は裕だった。だが、その中の何割かは子どもが求めていた愛情だったが、大半は母親の独りよがりだった。母親が一人よがりの“愛情”を子どもに注いだのは、「子どもは母親の所有物」と思い込んでいたからだろう。・・・
 現在は、母親が娘の教育に口を出しすぎると、青山さんが「もう娘に会わせないよ!」と注意する。すると孫に会えないのは辛いらしく、母親は口出ししたいのを懸命に我慢しているようだ。

・それからだった。これまでの自分の母親から愛されず、父親からの愛情も薄く育ったと思っていただ、「自分にとっては祖母が本当の養育者で、祖母から愛されて育った」ことにも気が付いた。

・毒親の多くは子どもに対し、心から謝ることができない。なぜならそれは、子どもを自分の所有物だと思っているからだ。所有物だから、「子どもになんか謝る必要はない」という驕りと、「子どもだから謝らなくても許してくれるはずだ」という甘えが共存している。

・「担任の先生がせっかく児童相談所に連絡してくれて、児相の職員たちは私から話せる機会を設けてくれましたが、自宅では母が怖くて何も言えませんでした。せめて、面会する場所を考えて欲しかったです。警察は、私の話を少しも聞こうとしてくれませんでした。当時の私は、『なぜ誰も助けてくれないんだろう?』と思っていました」・・・
 担任の教師の協力により、実の父親のもとへ逃げ出すことに成功したのだ。
 母親が親権を移したことにより、中学校へは実の父親の連絡先や住所が伝えられていた。警察も児童相談所も助けてくれない現実に絶望した緑川さんが担任に助けを求め、担任が実の父親に連絡。事情を聞いた父親も受け入れてくれたので、即日逃げ込むことになったわけだ。

・「殺人が命を殺すものなら、虐待は魂を殺すものです。その人がその人らしく生きられるはずだった実家すべてを奪うものです。子どもにとって親は絶対的な存在であり、大好きな存在。その親から受ける虐待の傷の深さは計り知れないということを、多くの人に知っておいて欲しいです」

感想
 毒親だと、親も子どもも気付いていない。そして傷つき苦しんでいる。
子どもが母親になり、同じことを知らないうちにしているようです。

 毒親の判断は難しいです。
周りが助けてくれることは少なそうです。
でも、助けてくれる人がいるかどうか。
まずは話を出来る相手がいるかどうか。

 貧困の連鎖はよく言われていますが、毒親の連鎖もあるようです。
もちろん、連鎖を断ち切ることが必要なのですが、それが難しいようです。

「世界の適切な保存」永井玲衣著 ”考えて探求する”

2025-01-01 03:02:01 | 本の紹介
・「生まれて死ぬなら今この時間って意味なくない?」

・哲学対話は、単なる「分かち合い」ではなく、ひとつの探求である。だからこそ、なぜそう思うのか、例によってその言葉に支えられているのか、めちゃくちゃであっても、わからないくても、探すことをあきらめない。

友だちが言う。他人がいるから地獄。一人ぼっちの天国。
どちらがより天国に近いのだろうか。

・余計な心配をするひとと、ただ心配性なひとは、少し異なっているように思われる。おそらく、見ている世界が違うのだ。余計な心配をするひとは、あまり多くのことが気にしたり、気がついたりしないところに引っかかる。だから、見ている範囲はきわめて狭く、おそろしいほど深い。

・Eテレで、『障害者と戦争』というシリーズのドキュメンタリーが放送されたことがあった。ナチスによって、障害者は生きる価値がないとされ、虐殺の対象になった。犠牲者は20万人以上になるが、それが今でもあまり知られることはない。
 ドイツの中西部の町、ハグマーには高台に精神科病院があり、地下に障害者を虐殺するガス室があった。『町のひとたちは気づいていなかったのか』とナレーションは問いかける。・・・
 たくさんのひとを乗せたバスが病院に方のぼっていき、帰りはからっぽだった。施設はいっぱいになるはずだったのに、ならないままに、煙突から煙が出続けた。大人たちは兵士の言葉におどろき、そして、何もできなった。何もしなかった。
T4作戦』と呼ばれるおぞましい作戦は、ユダヤ人の大量虐殺にも引き継がれる。

・アイルランド政治を研究しているひとが、教えてくれた話がある。アイルランドは金融危機を経験し、2008年から2009年にかけて、金融危機を招いた政治家への大規模な抗議運動があったという。

・歴史はさまざまな史料によって編まれていく。それならば、史料は多様でなければならない。さまざまな立場から書かれなければいけないし、あるいは多様な表現で試みられなければならないものであるはずだ。


感想
 考えることが好きとの哲学者の方の本を何冊か読みました。
本当に考えている時間が楽しいことが伝わってきました。

 哲学対話では考え、探求する。
自分で考えることを捨ててしまうと付和雷同的になってしまうのでしょう。
考えるためには知識も経験も必要であり、歴史から、他の人から学ぶことが必須のように思いました。

 『地獄とは他人のことだ』
まさに人は他人とのことで苦しみます。一方では他人とのつながりから幸せを感じます。まさに地獄にするか天国にするかは自分の考えと行動によるのでしょう。

 大学に入学し、同じ学科の人となかなか友だちになれませんでした。なぜなら選択する科目が違うというか、同じ科目でも先生が何人もいるので、皆バラバラになるからでした。最初はもっぱら下宿仲間と行動していました。
 「なぜ自分は友だちができないのだろう?」と悩み、本を読みました。
そして一つの選択肢は合同ハイキングの幹事をやることでした。
その経験は会社に入っても、ボランティア活動においても役立ちました。

 将来の不安をあれこれ心配するよりも、その時間を学ぶことと考えそして行動することに使った方が、より良い将来を迎えられるように思います。
 ところが余計なことを心配する人は過去を悔やみ、起きていない未来を心配し、今の大切な時間を使っています。そして今出来ることがたくさんあるのにしようとしません。過去は今のために、未来は今の考えと行動の結果だとわかっているのですが、なかなかできないですが。と諦めないことなのでしょうね。
 難しいことですが、自分に言い続けることなのでしょう。今ブログを書いている内容は自分に言っていることです。