英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

佐藤九段、大ピンチ

2009-12-19 23:21:26 | 将棋
 A級順位戦、佐藤九段が木村八段に敗れた。これで、6連敗。

 2年前も6連敗して、降級の危機に陥ったが、そのあと3連勝して残留したが、今回はどうなのだろうか。順位が2位というのが救いではあるが、相当厳しい状況だ。(降級は成績下位2名)
 現在、降級の可能性があるのは3勝3敗の郷田九段(順位1位)、丸山九段(4位)、木村八段(5位)、井上八段(10位)と、1勝5敗の藤井九段。
(この中で郷田九段は順位が1位なので、佐藤九段が残り3局を全部勝っても、佐藤九段は上回ることはできない)

 藤井九段を上回る可能性はかなり残っている。8回戦で直接対決もある。
 しかし、降級は2名なので、もう一人上回る必要がある。丸山九段、木村八段、井上八段は既に3勝しているので、誰か一人に、残り3連敗もらわなければならない。
 3人もいるのだから、あり得そうな気もするが、残りの組み合わせを見ると、直接対決が残っているので、これが、吉と出るのか、凶と出るのかは微妙。
 まず、次の7回戦で丸山-井上戦がある。ということは、どちらかが勝ち星を上げてしまう。逆に考えれば、どちらかが必ず敗れるとも考えられる。
 さらに、最終局は木村-井上戦がある。井上八段は丸山九段、木村八段との対局を残しているので、大きなカギを握っているといえる。また、最終局に佐藤-丸山戦がある。

 とにかく、次の7回戦の丸山-井上戦が大きなカギを握っている。
 丸山九段が敗れた場合、9回戦で郷田九段に丸山九段が敗れれば、佐藤九段自力残留の目が出てくる可能性がある。
 井上八段が敗れた場合、続いて9回戦の高橋九段戦を落とせば、最終局(木村戦)は相当ムードが悪く、もし、木村八段が7回戦(郷田九段戦)、8回戦(森内九段戦)に連敗すれば、佐藤九段自力残留の目もある。

 佐藤九段は1局落とせば即降級、3連勝しても確率的には残留できない可能性が高いが、3連勝すれば助かるような気がする。
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積雪

2009-12-19 22:37:17 | 気象
 昨日は初雪と呼んでいいものかどうかの降雪でしたが、今朝起きると20センチの積雪がありました。
 日中も降り続け、現在(午後10時)も降っています。



 午後10時現在、アメダスのデータでは積雪は18センチです。
 降り続けたというのに、積雪が少し減るのは、2つ理由が考えられます。

 ① 日中は気温が3℃まで上がった(1~3℃を行ったり来たり)ので、雪が解けた。
 ② 早朝の雪(新雪)は、隙間が多くフカフカ、フワフワで、日中の雪は湿り気が多く重いので、その重さで雪が沈み、アメダスのデータ的には減る。
 (積もった雪がすべてフワフワの雪であっても、溶けなくても時間が経てば自体の重さで沈む。(「雪が締まる」と言い、その雪を「締まった雪」と言います)



 実際、今朝の7時から夜の10時まで、アメダスデータでは降水量は41ミリでした。これは降雪量に直すと、たぶん、41センチです。
 仕事の合間に雪かきをしましたが、かなり降った印象がありますし、雪かきしたあとも、また積もってしまうという感覚です。

 しかし、本当の「大雪」ならば、日中でも見る間に雪が積もっていき、日中でも15センチぐらいは積雪データが増えます。なので、今回の雪は12月にしては多いのですが、近辺では「大雪」という言葉を使うほどではなかったようです。
 北陸3県の平野部では、富山市が積雪40センチを超えました。積雪40センチだと、かなり嫌です。生活に支障が出てきます。

 と言っても、20センチでも嫌です。雪かきはきついし、運転はスリップやすれ違いに神経を使いますし、駐車するスペースも狭くなります。
 地球の温暖化は深刻な事態ですが、個人的には「あと2℃ほど高くなると、雪が少なくて楽なんだけどなあ。寒いのは嫌だし」などと、思ってしまいます。
 もっともっと寒い北海道の方は、どう思っているのでしょうか?


 今回の寒気の底は、今朝だったらしいのですが、まだ寒気は残っているようです。夜間の雪はすぐ積もるので、明日の朝は心配です。
コメント (2)
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