英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『警視庁継続捜査班』 第4話

2010-08-13 23:20:40 | ドラマ・映画
 書かずにいられない題材(底が浅い・突っ込みどころ満載)なので、書いてきましたが、そろそろ離脱しようかと考えています。

 (私が)面白くないと感じる要因は、主に
Ⅰ ヒロイン・貴志真奈美刑事(木村佳乃)に魅力を感じない
Ⅱ 継続捜査班の存在意義が曖昧

が、挙げられる。


Ⅰ ヒロインに魅力を感じない

①プロファイラーという繊細さを要求される(と思われる)仕事をしているのに、無神経かつ独断的

 ・拳銃を奪われた警官・森谷(半海一晃)に事情を聞く際、ズバズバ質問する。
 ・過去に拳銃に関してトラウマを持っている矢吹刑事(筒井道隆)に、
  「私は警察官として、銃の持つ恐ろしさを忘れて欲しくないの」と言い放ち、思わず歩を止める矢吹に怪訝な顔をする。
 ・犯人の標的のひとりの相良?相楽?(さがら)に事情聴取している際、いきなり割り込んできて、「この3人を殺したのは、古川よ」と勝手に捜査情報をばらし、真相を聞き出そうとする。しかも、言った内容は間違っている。わざと、カマを掛けてという技法もあるが、この時の真奈美(貴志刑事と表記すると男性に思えるので名前で)は、自信満々に言いきっている
 ・さらに罪を重ねようとする犯人に、「復讐は何も生まない。あなたが今すべきことは、生きて罪を償うこと。亡くなった彼女の分まで一生懸命生きること」と涙ながらに?訴えますが、彼女を殺され復讐心に燃えた男に、「今すべきことは、罪を償うこと」って言われても…。
 しかも、涙ながらに訴えるというのも、なにかピントがずれているような気がする。
 矢吹に肩を撃たれた犯人に、半泣きで「お願いだから、死ぬなんて言わないで」と懇願する真奈美。
 独断的ででしゃばりな真奈美とは別人のようだ。キャラに一貫性がない。過去に誤ったプロファイルで罪のない人間を死なせてしまった過去はあるが、今回、その件には少しも触れていない。ヒロインを魅力的に見せようとする演出に思えるが、逆効果。あるいは、木村さんの演技力に問題があるのかもしれない。

・ラストシーンで、矢吹刑事にしおらしく礼を言う真奈美だが、魅力的に見せる演出としか思えなかった。

②プロファイリングが信憑性が薄い

・森谷巡査から拳銃を奪う際、スパナを使って背後から襲っていることから、「肉体的に自信がない証拠で、小柄か何らかの障害を抱えている可能性がある」と断定?している。
 拳銃を奪うのが目的だとすると、つまり、殺害するのが目的でなければ、顔や体格的特徴を見られないようにするため、後ろから襲うのは当然の行為。それに、弱そうに見えても警官、正面から襲うのは危険

・そのうえ、30~50代の男性と断言。その根拠を示して欲しい

Ⅱ 継続捜査班の存在意義が曖昧
・拳銃による殺人事件が起こり、その拳銃が過去に警官が奪われた拳銃と判明し、『我々の事件」と継続捜査班は息巻くが、新たに事件が起きないと、捜査を継続しないの?
 継続して捜査されていなかったようで、これでは「継続捜査班」ではなく「再開捜査班」と言った方がいいのでは。
・犯人と思われた容疑者が自殺して、「これで終わりですね」「お疲れさまでした」と終了しかける……継続捜査班の捜査対象って、奪われた拳銃とその犯人ではなかったの?ほんと、仕事しないんだね、この連中は。
・「継続捜査ドラマ」の宿命として、初期捜査のずさんさは見逃すべきだろうが、拳銃を奪われると言う大失態、もっと本腰を入れて捜査したはずで、森谷巡査に対する恨みという線から、犯人逮捕は容易だったのでは?

その他の突っ込み
・相良を警護する刑事、「バイク便か?」と納得して、相良に接近を許すって…、まあ、引き立て役の一課だから仕方がないかも
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高速道路渋滞解消策

2010-08-13 17:33:05 | 時事
 盆です。帰省ラッシュの渋滞は大変そうですね。
 私は田舎に住んでいるので、私には「帰省」という言葉には縁がありません。また、北陸道自体、「渋滞」という現象はほとんど起こりません(最近「土日上限1000円」制で、多少の渋滞が見られるようになりました)。
 観光地にいく場合は、渋滞に合う事もありますが、せいぜい10キロぐらいです。なるべく避ける(出かけない)ようにしています。(妻と不仲の原因にもなっています)

 そんなわけで、「渋滞」とは縁が薄いわけですが、帰省ラッシュの渋滞のニュースを見るたび、「皆さん、我慢強いなあ」「偉いなあ」と思います。

 そこで、「高速道路渋滞解消策」で検索してみました。
 すると、「的外れな公団の渋滞解消策」というページがヒットしました。
 この方は、『高速道路無料化を22年間訴え続ける! 新党フリーウェイクラブ 和合秀典』というサイトを運営している方らしいです。無知な私は、初めて存在を知り、どういう方かはまったく存じ上げておりません。(私はこの方を宣伝しようと言う意思はありません)


 で、その記事の内容ですが、

東名高速の渋滞を緩和するためとして、今は厚木-御殿場などを現行 の片側二車線から三車線に拡幅工事をおこなっているが、途中のパイプをいくら太くしても、出口部分が細いままであっては、太くした途中の流 れがよくなるわけはない。

 と指摘しています。

 確かにそうです。高速道路から出て行く車の量が同じなら、通行量が同じであれば、出口付近で待たされる時間は変わらないはずです。まあ、車線が増えるので、渋滞の距離は短くなりますが。
 まして、「3車線になると渋滞解消」と謳っているわけですから、通行量は増える可能性が高いです。


 また、氏は、横浜料金所が渋滞の要因になっていると考えた公団の改善策の意味の無さも指摘しています。

 第1の改善策として、料金所へのアプローチ道路を2車線に拡幅した。しかし、出口の処理能力が同じなので、意味が無い。
 それで、公団は第2の改善策として、料金所ブースを全面改造するとともに、レーンの 数を従来の十三から十八へとふやして処理能力を高めようと試みた……しかし、料金所からでたあとの車が一般道でつかえてしまい、効果は上がらなかった。

 なるほどです。

 で、この方は、サイトの題名でわかるように、「高速道路の無料化」を訴えていらっしゃるみたいです。
 「高速道路の無料化」が「渋滞解消」につながるという理論は、サイトを深く読んでいませんので、私には理解できていません。


 この方の理論はさておき、私には明快な渋滞解消策があります。それは…

高速道路の料金を現行の2倍(3倍)にする

です。

 あ、石を投げないで下さい!
 利用者の負担や経済のマイナス効果などは一切考慮していません。
 単純に「料金アップ」→「利用者減少」→「渋滞解消」という点のみです。

 でも、「高速(短時間)で移動する利点を料金で買う」という観点では理にかなっているでしょう。
コメント (2)
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近況&雑感

2010-08-13 14:50:23 | 日記
 台風が来て、これまでの猛暑とは若干趣きが変わってきました。
 各地で被害もあったようですが、日本海の離れたところを通過したので、福井はそれほどではありませんでした。
 ただ、フェーン現象で、おとといの夜は蒸し暑かったです。午前2時で31℃ありました。通過後は、28℃前後に下がりましたが、湿気が高く蒸し蒸ししました。北陸は台風が通過しても、冬型の気圧配置の形になり、雨雲が取れず、台風一過にはなりません。
 今後もギラギラした夏の日差しという感じにはならないようですが、34、35℃の予想が出ていて、暑い夏が続くようです。ただ、夜になるとこおろぎの声が聞こえ始めました。いつからかはわかりませんが、少なくとも4、5日前から鳴いています。

 夏は何かと催し物や雑用が多く、ブログもさぼり気味です。ドラマは書かないとすぐ翌週になってしまうので、書いていますが、将棋関連は壊滅状態です。別にドラマは流してしまえばいいのですが、モヤモヤした状態は嫌なので、発散させたい欲求に駆られて書いています。
 将棋はネット観戦中継や他の方のブログは拝見していますし、『将棋世界』『週刊将棋』はできるだけ目を通しています。
 羽生名人の将棋はもちろん、深浦×広瀬の王位戦も堪能させてもらっています。面白いので歩のエネルギーがたまらないので、書くに至っていません。
 竜王挑戦者決定戦(羽生×久保)戦も楽しみです。出来れば、出来れば…、いえ、是が非でも久保2冠を破って、羽生×渡辺を観たいです。羽生ファンとしては、久保二冠に後塵を拝するのはつらいです。(ちょっと、後ろ向き…)

 写真ですが、野草は撮っていません。自然に目をやる余裕が無いのかもしれません。夕焼けは撮っていますが、溜まりすぎてアップできない状況です。夏は水蒸気や塵が多いせいか、「これは」と思うほどのものが撮れていないという事もあります。1日だけ綺麗な夕焼けの日があったのですが、その日は多忙で撮る事が出来ませんでした。

 時事については、ほんと色々思うことがあります。
 今日からお盆休みの方が多いのでしょうか?いかがお過ごしでしょうか?
 昨日、一昨日の渋滞の様子を見ていると、里帰りも大変ですね。
コメント (4)
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