英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『てっぱん』 序盤の感想

2010-10-05 16:07:36 | ドラマ・映画
 朝の連続テレビ小説は、あまり見ません。
 最近(でもないか)、一番一生懸命見たのは、『どんど晴れ』の終盤で、『ちりとてちん』と『ゲゲゲの女房』をときどき見るくらいでした。
 古いところでは『ふたりっ子』(三倉茉奈・佳奈、岩崎ひろみ、菊池麻衣子)『あすか』(竹内結子、藤岡弘)が印象に残っている程度です。
 今調べてみて、松嶋菜々子(『ひまわり』)、田中美里(『あぐり』)、石原さとみ(『てるてる家族』)の面々が主演だったんだと驚いています。
 逆に見ていなくても、須藤理彩(『天うらら』)、田畑智子(『私の青空』)などは、なぜか覚えています。
 タイトルや出演者を見て部分的に思い出すもの、まったく記憶にないものもあります。

 それはさておき、今回は初めからほとんど毎回見ています(第1週の土曜日は見逃す)。『ゲゲゲの女房』に引っ張られたせいでしょうか?でも、『ゲゲゲの女房』の最終週は最終回を含めてあまり見れなかったで、その理由だけではありません。
 大きな理由として考えられるのは、冒頭の強烈さです。
 ヒロインは高校のブラスバンド部でトランペットを吹いているのですが、最初のシーンは高校野球の応援スタンド、試合はワンサイドゲームでコールド負け寸前。自校の攻撃、バッターは4番打者だが、この日はブレーキ、応援もチームも意気が上がらない。
 そこでヒロイン、「こういうときだからこそ、応援するんだ」とひとり進撃マーチ(コンバットマーチ?)を吹く。徐々に活気付く、チームやスタンド。

 ベタなシーンですが、好きですこういうの。
 さらに、強烈だったのは、ばあさんが海に向かってトランペットを投げ込むのを目撃したヒロインがセーラー服のまま飛び込む。捨て直す婆さん、再び飛び込むヒロイン。と、強烈でした。
 本来ならば「おばあさん」と表記すべきかもしれませんが、富司純子演じるこの「ばあさん」、気丈で怖い。「ばあさん」がぴったりきます。

 というわけで、引き込まれました。………が!

 実はこのばあさん、消息不明の娘を訪ねに大阪から尾道にやってきていた。その訪ね先が、ヒロインの家。
 強烈な出会いは、ものすごい偶然で、そして、運命的なものを感じさせる。そして、ヒロインの出生の秘密が明らかになる。婆さんの娘はヒロインの実の母ですでに亡くなっていた!実は養子だった!
 ショックを受け悩むヒロイン、持ち前の前向きさで表向きにはすぐ立ち直るが………という流れです。


 冒頭の強烈さ、いきなりの衝撃で、掴みはOKのように思いますが……
 突発的に出生の秘密を知ってしまう主人公。
 彼女にとっては、「ガ~ン、そうだったのか!」ですが、
 私にとっては、「えっ、そうなの?」です。
 なにせ、私の中では視聴後30分ぐらいの出来事なのだ。
 その後、ヒロインが悩み、親子関係のギクシャクさ演じても、視聴者の私としては、それまでのヒロインと家族の生活や絆を見ていないので、薄っぺらいものにしか見えない。


 早くも離脱?
 こういうヒロイン、好きなのですが、苦手でもあります。、半年ほぼ毎日見るとなると、ちょっと疲れるかな。
 次男の能天気さも苦手かも。
コメント (6)
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