英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『SPEC』 第5話

2010-11-13 19:39:23 | ドラマ・映画
今回の超能力者は、病を処方する能力でした。

ヒーリング(治癒能力)の逆ですね。
呪いの分野ですね。
見えないだけに、怖いです。
病気ですから「やられた」という自覚もないのも悔しいですね


 
公安の潜入捜査官が5人も立て続けに病死。
死因を調べるが、不審な点はない。

当麻の推理

不自然なのは、潜入先が別々であるにもかかわらず、全員が一カ月の間に健康診断を受けていたこと。

で、ほとんど、これだけの理由で「病を処方する能力」という結論ですから、
推理というより推論、いえ、想像のレベルです。

まあ、それ以外に瀬文の先輩の行動を推理していますが。

あと、ハッキングについての推理もしていますが、省略が多いですね。


Ⅰ瀬文はハッキングの知識はない(ハッキングできない)
Ⅱ(瀬文のIDカードでハッキングをしたという事実がある)
    ↓
(瀬文のIDカードを持つ瀬文以外の人物がハッキング)
    ↓
(瀬文のIDカードは本人が所持)
    ↓
瀬文のIDカードをコピーした人物がハッキング

 と、今回は寂しい推理でした。
 能力者と対決もなかったですし。

 今回は当麻と一(にのまえ)の因縁の一部、その他いろいろ危険な匂い(動き)が漂っていることが少しだけ明かされました。進展というにはあまりにも牛歩的で、謎は少しも解けません。
 それよりも、当麻、瀬文、野々村(係長)の心情(信念)が主題でした。

瀬文…いいです!
・先輩を直立して待つ
・「命、捨てます」
・「なんばしよっとか(南アSITか)」
・先輩「あの娘、お似合いじゃないか」
 瀬文「だとしたら、撃ち殺してください」
・亡くなった潜入捜査官の写真に立礼をする
・係長(竜雷太)の健康診断データを見て、
当麻「わあ凄い、すでに、だいぶ死んでますね」
瀬文「ほんとのこと言うな」


当麻と瀬文の信頼関係

当麻「瀬文さん、幸福なんて、砂の城より脆くて儚いですよ」
瀬文「お前はどうなんだ?」

つらい過去を思い出す当麻

(幸せは儚いものだが、それでも幸せはかけがえのないモノで、
 守りたいモノ、守るべきモノ)
「失ったモノに思いを馳せても仕方ない。
 刑事が守るべきは、他人の幸せです」


「当麻、なんか少しでもいい方法があったら、何でもいいから教えてくれ
 …………頼む…この通りだ」(深く頭を下げる)
「私情は禁物です。……でも……「はい」」

「里中先輩の死は罪に似合った罰だ。ただし、先輩の妻や娘に罪はない。
 俺は命に懸けても、ふたりの幸せは守る。里香ちゃんの命を必ず救う」
「私情は禁物です。……でも……「はい」」



「あれ、やっとけ」

習字する当麻。

もはや、阿吽の呼吸ですなあ



「瀬文さんは肉体馬鹿で、そんな知能犯みたいなことはできません」
(これも一種の信頼)



シリアス野々村係長

当麻に銃を突きつける公安官に対して
「若造、それくらいにしておけ」
係長、自らその銃を自分の額に押し付け、公安官を睨む
「貴様ら、とっとと出ていけ!」
かっこいい!ゴリさん、復活




★笑えたシーン

・課長、まじめな顔から
「パンドラの箱、あけてしまうのかああああ~ん、おいちい」
って、噴き出しちまったよ。

・公安部公安第五課の秋元課長代理たち屈強の公安官がリフトで降りていくのは何だか可笑しかった
 (秋元課長代理、北の湖親方に似ていると思う)

・すごい超能力者の一(にのまえ)君ですが、せっせとメモを取っていた

・一(にのまえ)君、日本語が変だよ。
「手が火傷して」は「手を火傷して」だと思う。
「○○(人の名前)が火傷して」なら良いけれど。
それとも、君の手には人格があるとか?

あまりなお約束的死と疑問
 里中先輩、真犯人(陰の人物)の名を告げようとする瞬間に撃たれてしまいました。
 お約束中のお約束ですね。

 撃たれたんですよね。スペックじゃないですよね。(真相を話そうとしたら、心臓破裂とかいう)
 だったら、当麻、瀬文たちも狙撃される可能性があるのでは。まあ、撃たれないのもお約束ですが。
 それに、狙撃犯を追わないのも変な気がしました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする