英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

朝の《不》連続テレビ小説 『てっぱん』感想

2010-11-18 18:07:24 | ドラマ・映画
「てっぱん」の検索ワードでここにたどり着いた方は、【本題】だけお読みください。
(相変わらず、前置きが長いです)

 今年の5月から有料(月額200円)に切り替えました。
 ブログデザインのカスタマイズが出来たり、データの容量が大きいとか、ブログの記事やコメントを丸ごとバックアップ出来るのが利点です。
 私が重宝している機能は、アクセス解析です。まあ、マイペースでブログを書かれている方にはまったく関係のないと思いますが、他人の目を気にする小心者の私には興味深い機能です。
 どのページ(記事)がよく読まれているか、どこからたどってきたか、検索ワードは何かとか、訪問者の傾向や嗜好がある程度把握できます。もちろんそれによって記事の傾向をかえるというのでは、本末転倒になってしまいますが、なるほどと思う現象や、逆に帰ってなぞが深まる解析結果もあります。
 長期的な傾向は、「あしあと解析(ブログアドバンスとは別で登録・参加は無料)」の方が向いていて(対象者数はやや減る)、両解析を合わせて検討するとより傾向が顕著に把握できます。

 たとえば「検索キーワード」ですが、「東大応援部」「東大 辻」などで「俺たちの学び舎 東大応援部」にたどり着くかたがコンスタントにいらっしゃいます。もう一年以上前の記事なんですが、それだけ東大応援部の人気が高いということなんでしょう。
 同じように長い期間、検索されているのが「殺意のロザリオ」。『新・警視庁捜査一課9係』 第3話「殺意のロザリオ」
も1年以上前の記事です。
 「警視庁捜査一課9係」で検索されるのなら分かるのですが、1話限りのタイトルの「殺意のロザリオ」というのは不思議です。

 最近では「福見 判定」「柔道 福見」「福見 不可解な判定」といった検索ワードが多いです。これは先日のアジア大会の決勝の判定に納得がいかない方が検索されたのだと思います。
 私も明らかに地元びいきの判定だったと思います。(だから中国は……まあ、中国に限らないですけどね。フィギュアのカナダも……)
 で、そのアジア大会柔道についての記事を求めてやってこられた方には申し訳ないのですが、それについての記事はありません。それにしても、福見選手は判定といい、代表選手選考会議といい、不運がつきまといますね。「世界柔道2010 ①不可解な判定 女子48kg級、女子52kg級」

 アクセス数が多いページはさすがに将棋関係が多いです。
過去60日の「あしあと解析」
・竜王戦第1局~謎の羽生名人の指し手と渡辺竜王の……~  1,343
・『週刊将棋』 驚きの記事                 771
・広瀬新王位考                       653
・将棋雑感 王将戦挑戦者決定リーグ             643
・『てっぱん』 序盤の感想                 567
・将棋雑感 ~竜王戦予想~                 564
・清水女流王将×あから2010戦に思う           489
・清水女流王将×あから2010戦に思う その2       453
・広瀬新王位考 補足                     451
・『SPEC』第4話                    381
・清水女流王将×あから2010戦に思う その3 【補修版】 327
・『俺たちの学び舎』 ~東大応援部~            309
・耐えられないドラマ……これはもう罰ゲーム?        268
・『SPEC~(サブタイトルは長いので省略)』第2話    225
・『SPEC~未詳事件特別対策係事件簿~』           219
・将棋  - 英の放電日記                 183
・『SPEC』第3話                    178
・『SPEC』第5話                    167
・『GOLD』第8話                    165

 ドラマでは『SPEC』が多いです(今クールは『SPEC』しか書いていませんが)。過去にもアクセス数の多いドラマ(『新参者』『GOLD』『絶対零度』)はありましたが、多分一番多いです。世間でも人気が高いのではないでしょうか(もちろん、逆の意味でアクセス数が多いものありますが)。
 ドラマ以外では、もう少し前だと「インターフォンを鳴らすだけなら誰でもできる」(~大阪子ども相談センター)が多かったですね。あと、「ダイラタント流体」は夏休みになるとアクセス数が増えます。「高速道路渋滞解消法」は連休中に多かったです。

 さて、ようやく本題です
 『てっぱん』も記事は1回しか書いていないのに、コンスタントにアクセスされています。
 これも『SPEC』と同様に人気が高いと考えられますが、そうじゃないような気がします。
 確かに、視聴率を見ると1週目の平均視聴率は17.6%。2週目は16.5%と少し落ちたが、3週目は17%、4週目は17.2%、5週目は17.6%と推移し、それなりの数値を残しています。巷では「おもしろい」という声も良く聞かれます。
 しかし、それほど多くの方のブログの記事を読んだわけではありませんが、かなり批判派も多いようです。相変わらず整合性のないご都合主義でその傾向は強くなっているようです。私は、そういう感想を持った方が検索を掛けていると見ています。
 (私自身は早々と2週目にして離脱しています。『てっぱん』 序盤の感想 

 正直、「こんなドラマで17%はないやろ」と思うてます。『天地人』の時も同様に感じていました(視聴率は忘れましたが、もっと低くてもいい、いや、低くあるべきだと)。
 このズレは何?
 視聴者の多様性?まあ、これもあるでしょうが、原因は放送時間にあると考えます。
 朝の慌しい時間で、しかも毎日15分。じっくり腰を据えてみる人は少なく、週に3回ぐらいしか見ない人もいると思います。
 だから、ドラマを通して整合性があるかなどの緻密さよりも、毎日が勝負なのです。毎日「15分1本勝負」なのです。(特に今回のようなドラマでは)
 私の場合は、昼に見たり、録画してみたりしたので、そのアラが目に付いたのでしょう。BS土曜日の1週間まとめて再放送を見たら、もっと耐えられなかったでしょう。

 「朝の連続テレビ小説」ですが、「朝の不連続テレビ小説」と考えれば、ある程度理解できるのではないかと思いました。
 でも、こういうドラマ作りしているとどんどん先細りしていくでしょうね、大河ドラマも連続テレビ小説も。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする