英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

椿

2011-04-27 21:55:05 | 歳時
【4月25日撮影】

 緑と赤の塊…クリスマスツリーみたいです。
 逆からも1枚。

 「咲く」というより「実る」という感じです。本当にたわわに実っています。花の大きさもちょうど林檎くらいあります。
 しかも、新陳代謝が早いというか、ドカドカっと咲いて、ボタボタって落ちていきます。
 山茶花の記事『梅と山茶花』(4月13日記事、12日撮影)の時も書きましたが、山茶花は1枚1枚散っていくのに対し、ボタンは花全体がぼとりと落ちます。
 首が落ちるのを連想させ、武士には嫌われたと言われていますが、最後の最後まで花弁がくっついて一生懸命咲いているようで、素敵だと思います。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

震災復興の財源

2011-04-27 17:07:54 | 時事
 復興財源の不足をどう補うか?
 こんな議論を展開しても、私には何の権力もないし、もちろん、財力もない。さらに、見識もない。無駄な記事っぽいです。とは言っても、消費税率アップは反対なので、一応主張してみます。
 財源不足を補うにはいくつかの手段があるので順を追って考えて見ます。

①国債の発行
 現状でも国の借金が多くて不安なのに、これ以上借金を増やすのは勘弁して欲しい。

②所得税や法人税の増税
 不景気の状況下、法人税を上げても、税収アップはあまり期待できない。企業の国外拠点化が進むだけで、税収減に陥る可能性も高い。
 所得税アップはある程度仕方ないかもしれないが、景気が悪化して、やはり税収アップは怪しい。

③消費税率のアップ
 所得税や法人税に比べて、税率がアップしても消費(景気ではない)はある程度安定しているので、税収アップは見込める。
 しかし、価格競争が激しい低価格帯の商品(スーパーなどで買う日常品)の更なる価格競争が激しくなることが予想される。
 ぎりぎりの単価を強いられ、大量に販売することで何とか採算を保つ状況だが、何かの要因で消費や生産が落ち込むと、経営が赤字に転落する所が多発しそう。
 それと、被災地の人たちにも負担を強いることになる。

 それに、消費税率を一度上げると今後下がるとは思えない。復興だけに税収アップ分が使われると限らないし。震災が消費税率アップの口実に利用されただけになる可能性もある。

④復興税を設ける
 期間限定で復興のみの使途限定なら納得できる。
 ところで、義捐金(義援金)はちゃんと機能しているのだろうか?いっそのこと、復興税も義援金方式にしてはどうか?個人的には、義援金を出したのに復興税を取られると少し損した気分です。(少しですよ)
 「義援金」ですが、「義捐金」とも書くのをこの記事を書くにあたって、初めて知りました。

⑤税の無駄使いをなくす
・子ども手当ては廃止した方がいいと思う。
・原子力安全・保安院と原子力安全委員会、管轄が違うとは言え、二つもいらない。
 今回、東京電力の責任大は間違いないが、電力を売る営利団体で、どうしても安全管理に隙が生まれてしまう。その隙を埋めるのが、両団体の仕事ではなかったのか?両団体の怠慢による責任は相当大きい。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相変わらずの政治家の先生たち

2011-04-27 16:17:40 | 時事
 相変わらずの足の引っ張り合い。
 東日本大震災後も、もともとくすぶってはいましたが、統一地方選挙の民主党の大敗を機に、「管降ろし」が再燃。
 管総理の政治手腕が足りないのは周知の通りですが、この非常時に総理が交代して政治空白を生じるのは避けて欲しいです。こういった国民の思いは、世論調査でも現れています。民主党支持率は20%程度と低いのに対し、総理交代の是非は半々に分かれているというのが直近の結果。
 しかし、民主党の国会議員の少なくない者が、今回の選挙敗北は管総理、岡田幹事長の責任で(まあ、それも大きな要因です)、「このまま管体制でいると、民主党は衰退してしまう。ここは引責辞任して、新しいリーダーの下で党を立て直そう」というのです。

 実際、昨日(26日)に、菅首相と距離を置く民主党議員ら、事実上の退陣求める勉強会立ち上げ 約60人が参加。
 統一地方選での民主党の敗北を受け、菅首相と距離を置く民主党議員らが26日、事実上、菅首相に退陣を求める勉強会を立ち上げ、およそ60人が参加しています。
民主党の山岡賢次副代表は「座して死を待つわけには、いかないわけでですね」などと述べています。山岡副代表の他、鳩山前首相や原口前総務相らが、今の菅政権を批判しています。

 「選挙で負けたのは、民主党が信頼できないから」という根本の事実を全く認知していないようです。
 そもそも、管総理を選んだのは、民主党の議員たちではないのでしょうか?自分たちが選んだトップを攻め立て引き摺り下ろそうとする。なぜ、支えようとはしないのでしょうか?
 管総理に力量がないとしたら、氏を選んだ民主党議員の責任ではないのでしょうか?まあ、こういった足の引っ張り合いは、今回だけではなく、自民党政権時代でも飽きるほど見てきました。
 その度に耳にする台詞が「○○では選挙に勝てない」です。一番大切なのは議員にとって、国政ではなく、選挙なのでしょう。

 自民党にしても、26日の全議員懇談会で、
谷垣総裁は「国難が起きたあとの最初の国政選挙で勝利できたことは、わが党に頑張ってほしいという国民の気持ちが表れたものだ。菅政権で国難を乗り切っていくことに対して、多くの国民が極めて重大な懸念を持っている」と述べ、今後の国会審議で、菅総理大臣の辞任を求め、攻勢を強めていく考えを示しています。
 また、石原幹事長は「菅政権に一日も早く退陣してもらいたいというのが民意だ。これからが正念場であり、一致協力して一日も早い政権奪還を目指して頑張っていく」と述べています。これに対して出席者からは、「今回の結果は敵失によるところが大きく、過大評価すべきではない」という意見が相次いだほか、「衆議院の解散・総選挙に向けて攻勢をさらに強めるべきだ」という指摘が出されていました。

 やはり、選挙(政権奪回)しか眼中にないようです。
 「管総理や民主党は頼りないが、ここは民主党と手を組んで一丸となって日本の危機に対処しようではないか」と言えないものなのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする