今回撮ったのは、一般に紫陽花と呼ばれる手まり咲きタイプのではなく、額縁咲きタイプです。
【6月22日撮影】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/1e/0c66a560f7e16afb4ac153a34eba11dc_s.jpg)
外側にある大きな花は、萼(がく)が変化した装飾花です。てまり型はこの装飾花だけに特化(改良)されたものです。
額縁咲きタイプの代表格のガクアジサイの「ガク」は「額」を指します。この外側にある装飾花を額縁に見立てています。「萼」と「額」、紛らわしいですね。
さて、写真のアジサイの品種ですが、候補はガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾ(蝦夷)アジサイの3つ。
このうちガクアジサイは海岸地帯の日当たりの良い乾燥地域に生育します。写真のアジサイは山ベタで日当たりもそれほどよくなく、どちらかというと湿り気の多いところで、ヤマアジサイの生育環境に合致します。
実はこの山ベタ、けっこう当ブログに登場しています。5月28日記事『アヤメとキショウブ』のキショウブ、4月30日記事『山桜、枝垂れ桜と椿』の枝垂れ桜と椿がそうです。その他、何度も活躍している山ベタです。
で、ヤマアジサイとエゾアジサイのどちらかだと思いますが、いろいろなページの写真の花の印象からすると、エゾアジサイのような気がします。
エゾアジサイはその名前から北海道のイメージが強いのですが、その分布は北海道南部と本州の東北地方・日本海側の多雪地帯と広いです。それに、エゾアジサイはヤマアジサイが日本の多雪地帯に適応した亜種と考えられているので、その境界は曖昧なのかもしれません。
そんな薀蓄(うんちく)より、花を観ましょう。
【6月22日撮影】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/36/63/7534cc8a8a77604e5b3028a14d91589b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/23/1e/0c66a560f7e16afb4ac153a34eba11dc_s.jpg)
外側にある大きな花は、萼(がく)が変化した装飾花です。てまり型はこの装飾花だけに特化(改良)されたものです。
額縁咲きタイプの代表格のガクアジサイの「ガク」は「額」を指します。この外側にある装飾花を額縁に見立てています。「萼」と「額」、紛らわしいですね。
さて、写真のアジサイの品種ですが、候補はガクアジサイ、ヤマアジサイ、エゾ(蝦夷)アジサイの3つ。
このうちガクアジサイは海岸地帯の日当たりの良い乾燥地域に生育します。写真のアジサイは山ベタで日当たりもそれほどよくなく、どちらかというと湿り気の多いところで、ヤマアジサイの生育環境に合致します。
実はこの山ベタ、けっこう当ブログに登場しています。5月28日記事『アヤメとキショウブ』のキショウブ、4月30日記事『山桜、枝垂れ桜と椿』の枝垂れ桜と椿がそうです。その他、何度も活躍している山ベタです。
で、ヤマアジサイとエゾアジサイのどちらかだと思いますが、いろいろなページの写真の花の印象からすると、エゾアジサイのような気がします。
エゾアジサイはその名前から北海道のイメージが強いのですが、その分布は北海道南部と本州の東北地方・日本海側の多雪地帯と広いです。それに、エゾアジサイはヤマアジサイが日本の多雪地帯に適応した亜種と考えられているので、その境界は曖昧なのかもしれません。
そんな薀蓄(うんちく)より、花を観ましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/46/ed/49ef89a573204a6e7c77c9798801eac1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1a/43/8f9e4916850c46de94470d1db26ca514_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/11/b7ff4e04ba443d9203cc259fb3649e43_s.jpg)