英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

白鵬の凶悪技(かち上げ)

2016-07-13 20:54:53 | スポーツ
白鵬の立ち合いの危険性については、以前も指摘したことがあった(「もはや格闘技……白鵬の立ち合い」)が、今日の一番でも炸裂した。もはや“暴行”と言っていいのではないだろうか。

(現在のPCにビデオキャプチャー機能がないので、スマートフォンでテレビ画像を撮ったモノを使用しています。画像が粗いのは、ご容赦ください)
 まず、相手の顔の前を左手でスイング(これが、張り手として頬やこめかみを打つこともある)。

 これが顔面にヒットする必要はない。当たらなくとも、その動きが目くらましとなり、第2段(本弾)のカチアゲが効果的になる。(ヒットすれば、更に効果的になるが)




 相手は張り手の気配を感じ、頭を下げ白鵬にぶつかろうとする(張り手の気配を感じなくても、頭を下げてぶつかる)が、その顔面を目がけて、白鵬の二の腕が始動する。
 そして、狙いすましたように白鵬の二の腕が顔面に炸裂。さらに、肩から腕まで全体を使って相手の顔面を突き上げる。一番硬い肘は使用しないが、一種のラリアートのような技(逆バージョン?)で、破壊力は抜群。

 逆サイドからの画像。







 白鵬は勝利を誇るが………
 被害者の栃煌山は………


 栃煌山は、「猫だまし」をされたり、変化技を食らったりと、いつも酷い目に合っているような気がする。
コメント (2)
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東京都知事選……どたばた劇……

2016-07-13 00:31:26 | 時事
「東京都知事選……相変わらず、ゴタゴタ……」の続きです(まさか、続くことになろうとは!)。

 舛添問題で、「都知事は実務能力があり、信頼できる人間性を持つ人を」という機運が高まったが……選挙は勝たねばならないのだろう。結局、「選挙に勝てる人」が選考条件になってしまった。
 その流れを、決定的なものにしたのが小池百合子氏。小池氏によってドタバタ劇の幕が上がった。


小泉劇場の再現を狙う(スポットライトに当たりたいのだろう)
 動きを小出しにして、何度も会見を行う小池氏。
 10日夜、党本部の都連事務局に推薦願の取り消し依頼を提出し、11日の朝、「進退伺」を提出し、夕方、選挙公約を発表した。「セーフシティ」「ダイバーシティ」「スマートシティ」と聞こえの良いスローガンを掲げ、東京五輪・パラリンピック予算を適正規模に抑え、子育て・福祉の充実を目指す。都知事の報酬を削減し、都政の透明化に取り組むなどの公約を提示した。
 しかし、出馬を表明した6日の会見で「都議会の冒頭解散」「五輪などの利権追及」「舛添氏問題の第三者委再調査」の公約を提示していた。あれは何だったのだろう?
 さらに、昨日の会見では、「私は今たった1人でございます。この戦いざまを皆さんに見ていただきたいと思っております」と力説、都民の共感(同情)を集めようとした。しかし、これは都政と関係ないし、氏が勝手にひとりになったのだと思うのだが……

「だったら、小池氏を処分しろよ」
 自民党都連は、前岩手県知事で元総務相の増田寛也氏の擁立を正式に決めた
 小池氏から「進退伺」を提出されたが、除名などの処分は行わず、分裂選挙となった。そのため増田氏支援に総力を挙げるため、「都知事選挙における党紀の保持について」という文書を出した。
 その中で、「各級議員(親族含む)が、非推薦の候補を応援した場合、除名処分等の対象となります」と明記。
 これは明らかにおかしい。小池氏を処分しないということは、出馬を黙認したことになる。今回の騒動(分裂選挙)の根源である小池氏を処分しないのはおかしい。小池氏を除名すれば、小池氏を支持すれば、党員以外の立候補者を支持したことになり、相当の覚悟が必要なはず。
 小池氏を処分しないのは、処分することによって自民党が悪役になることを避けたいようだが、党紀を乱した小池氏を処分して、党の断固たる姿勢を内外に示した方が良いように思うが。


昨日(11日)の握手は何だったのだろう?
 民進党東京都連の立候補要請を受けて、経済産業省元官僚の古賀茂明氏が前向きな姿勢を示し、握手していたシーンが報道されたが、一夜明けると、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏が出馬を表明(11日に民進党岡田代表との会談が行われたらしい)。その出馬会見の場に、古賀氏が乱入?、「応援します」と固い握手。
 また、民進党執行部も鳥越氏出馬を受けて、擁立する方針を固め、野党4党の枠組みでの支援に向けて、調整に入った。
 手のひらを返された形となった古賀氏だが、鳥越氏が出馬するのならと鳥越氏を支援することに決めたとのこと。
 邪推だが、鳥越氏当選の場合、副知事のポストに就くとか……


最後の後出しジャンケン
 いきなり登場し、古賀氏擁立をひっくり返してしまった鳥越俊太郎氏
 会見では、「参議院選挙の結果を見て、立候補を決めた」と強調していたが、都政と国政は直接関係なく、説得力に欠けた。
 民主党が古賀氏擁立に動いたことで、出馬の顔ぶれがほぼ出揃い、都知事選の勝算が立ったのだろう。古賀氏とは懇意なので、予め話がまとまっていたのかもしれないし、昨日の段階で、両者で話し合いが行われたのかもしれない。
 会見の印象は、頭の回転が速く、話術にも長けている。ただ、準備が十分でなく、政策の内容は乏しかった。この点からは、出馬が急だったとも考えられるが、勝算を考えるのに一生懸命だったのかもしれない。


やっぱり、そうなったか…
 11日、石田純一氏が出馬断念を表明。仕方ないかなあ。
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