英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

梅雨明けについて【補足】

2016-07-20 09:42:14 | 気象
「梅雨明けについて」の補足です。

 今年の梅雨明けは、タイプ2「梅雨前線消滅型」と述べました。その気圧配置の変化をご紹介します。


 18日6時に日本列島の南岸に存在していた梅雨前線が、同日9時には天気図から消えました。(その2,3日前から前線活動は不活発で、曇りがちながら雨はあまり降らなかったようです)
 日本海にやってきた気団が乾燥しているため、前線活動が低下したのだと考えます。


 その後、移動性高気圧がやってきて、徐々に勢力を強めてきました。(18日正午と19日正午の天気図)
 その結果、太平洋側は太平洋高気圧の勢力圏のため、晴れて非常に暑く、蒸し蒸ししていて、日本海側は移動性高気圧によって日本海側はさわやかな暑さという状況になっています。


 今日(20日6時)の天気図と21日21時の予想天気図です。

 現在、北京の南西にある低気圧が東進する兆しがありますが、日本付近の高圧帯の強さによってその動きは変わりそうです。
 今のところ、移動性高気圧、オホーツク高気圧、太平洋高気圧が今後一体となって、ある程度の勢力を保つので、ここ2,3日は晴天が続きそうです。熱帯低気圧も、それほど発達しないようです。
 そのあと、勢力を弱める可能性があり、週明け辺りからは、盛夏の夏空とは趣が違うものになるかもしれません。
コメント
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