英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その96「緊急事態宣言発令、聖火リレーは?」

2021-04-24 16:02:47 | 時事
明日(4月25日)、東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に、緊急事態宣言が発令される。
「4都府県は、酒類やカラオケ設備を提供する飲食店に休業要請し、それ以外の飲食店には午後8時までの営業時間短縮を求める。床面積が合計1000平方メートル超の大型商業施設には休業を要請する。大規模イベントは原則無観客での開催を求める」という。


 飲食店、観光業界、イベント関連など多大な影響を受けることになるが、これ以上の感染拡大は経済への打撃、医療の崩壊、生命や健康の危険、日常生活の維持困難を招いてしまう。
 《経済を優先するより、感染防止に努めた方が、結果的に多方面でのマイナスは小さくなる》という考えを支持する。中途半端なまん延防止等重点措置や大阪府知事の唱えたマスク会食の奨励は事態を悪化させた。

(「他人事だから、そういう机上の計算的なことが言えるんだ」という批判はあるだろう。当事者の方々、申し訳ありません)

 さて、そんな中で、五輪・パラリンピックの聖火リレーもコースや人員などの変更、感染予防の徹底など大変だと思う。
 しかし、聖火リレーに強い思いをもつ当事者の方には申し訳ないが、聖火リレーは中止すべきだと考えている。
 さらに「その93」で述べたような理由に加えて、打算的であるが、《アナウンス効果も大きい》という理由だ。
 現在、各地域に判断を任せているようだが、ここは政府が中止を要請するという強い姿勢を見せた方が良い。菅総理も23日夜の記者会見で、「あえて強い措置を講じる。まずは対策を徹底して結果を出したい」と述べていた。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象外の地域外でも、感染拡大が生じており、国民に強いメッセージが必要である。

コメント (6)
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