英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

相棒 season20 第2話「復活~死者の反撃」 (拡大スペシャル)

2021-10-21 17:06:10 | ドラマ・映画
season19 第1話「プレゼンス」 (前篇)
season19 第2話「プレゼンス」 (後篇)
season19 第19話「暗殺者への招待」
season19 第20話「暗殺者への招待~宣戦布告」
season20 第1話「復活~口封じの死」
の続編……
…………………まだ続くのか

 今話の半ばまでは面白かった。

【第1話終了時点での疑問】
1.柾庸子の死の真相
2.加西が預けた鍵は、何の鍵?何が保管されている?
3.怪しすぎる笑みを浮かべる女の正体
4.ああいう寝床が流行り?



【それらの謎について判明したこと】
1.柾庸子の死の真相
柾庸子の伯父に聴取
・法務省職員らしき30代男性・佐野に案内された
・遺体は病院の霊安所のようなところに安置されていた

2.加西が預けた鍵
・鑑識に保管されていた本物の鍵をダミーの鍵とすり替えて「悪の手に落ちる前に救い出した」(右京の弁)
・青木が、何の鍵か突き止めていた(実は、右京たちから依頼される前に特定していた)……加西周明(石丸幹二)が初期のころから所有していた物件
・その廃屋を探索し、サーバーらしきものがある部屋を発見
・さらに、右京たちの様子を窺っていた男を確保
  冠城の取り調べ?で、栗橋内閣情報官(陰山泰)とつながりがあることが判明、さらに、柾庸子の伯父が会った佐野であることも確認

3.怪しすぎる笑みを浮かべる女の正体
・中郷弁護士の遺体からテトロドトキシンが検出され、他殺の線が濃くなった(その犯人か?)
・遺体で発見される。所持していたスマホに栗橋内閣情報官との通話記録あり。
・遺体を確認した右京は、女の顔を見て、中郷と密会していた時に自分たちを見張っていた女だと確信
・女の所持品の献立計画の手帳とキーホルダーなしの鍵を確認⇒手帳から加西の殺害犯、中郷弁護士の部屋の合鍵と推測され、殺害犯と考えられた

【新たに発生した事実や疑問】
➀甲斐峯秋バッシング記事など甲斐潰しの動き
・現在の甲斐が、そこまで疎まれる存在なのだろうか?
・社美彌子(仲間由紀恵)が甲斐を守ろうと動いたが、そこまでする恩義があるのだろうか?
・怒り心頭の甲斐の様子が面白かった

②中郷都々子弁護士殺害と怪しい笑みの女殺し屋にまつわる疑問
・《津々子の部屋が施錠されてなかった》《冷房が掛けたままだった(死亡時刻をごまかす為なら、タイマーで切っておかないとダメ)》など他殺を疑わせる痕跡を残すのはおかしい
・加西殺しと中郷殺しとの関連を示すものを所持していたのはプロとしては変
  →右京は「その所持品こそ、津々子の部屋を強烈に冷やした謎のヒントになった」と語る

③鷲見三乘(味方良介)について
・柾庸子の遺体の安置所に案内した男の正体(柾庸子の病院への移送の承諾?担当検察官から得たのも彼)
・栗橋内閣情報官から柾庸子殺害の命を受けていた
・特命係の動きをマークしていたが、捕まり、身柄を拘束される
・官房長官・鶴田翁助(相島一之)にとって、鷲見は甲斐の更迭に匹敵する存在らしい

④栗橋内閣情報官の処遇
・怪しい笑みの殺し屋のスマホの通話履歴から、取り調べを受ける
・官房長官から「家族を手厚く世話をする」と保証(脅迫)され、殺人教唆を認め、職を懲戒免職される
・鷲見に殺害命令などいろいろ指示をして動かしていた

⑤特命係と捜一トリオによる事件の疑問点の整理・検証
・自殺の救命ぐらいで、かなりの医療設備や技術がある拘置所の病院から移送するのはおかしい
・伯父が案内された時は既にかなりの時間が経過しており、病院らしき施設の霊安室に安置されていたのはおかしい

青木(浅利陽介)の段取りで、
バーチャル空間の『加西周明の館』へ、いざ、突入!

 …………………………「来週へ続く」というキートン山田氏のナレーションが聴こえてきそうだ


右京の「その所持品こそ、津々子の部屋を強烈に冷やした謎のヒントになった」という言葉
 そもそも“怪笑み殺し屋”はなぜ殺されたのか?
 他殺を匂わせる津々子の部屋、殺しの関連物の殺し屋の所持品、栗橋内閣情報官との通話記録が残ったスマホ……栗橋内閣情報官を逮捕させるためとしか思えないのだが……官房長官にとって邪魔な存在となってしまったのか?

 あの筋トレ不気味女は、ニコニコ料理人殺し屋だったのね。
 なるほど、だから、不自然なまでに笑って、筋トレで肉体改造をアピールしていたのか。


《その他、感想など徒然と……》
 長いよなあ……だらだらと
 上記⑤の疑問点の整理・検証なんて不要だし、その他も、勿体ぶった展開が多い
 捜一トリオなどほぼ通行人と同じ。参事官との掛け合いの捜査方針相談コントぐらいしか存在価値を示せなかった。
 大河内監察官(神保悟志 )もこの所、ほぼ通行人。
 バーチャルゲームを表現するための行進や独特のカメラワークは好きになれないなあ。
 あれ、行動を共にしている3人が別方向に動いたら、どうなるのだろうか?と、余計な心配

 ドラマとしては都々子の無念さを慮ったところは良かったが、前シリーズで加西があっけなく殺害されてしまい、加西を糾弾できないのが残念。

第1話「復活~口封じの死」

【ストーリー】番組サイトより
罪に陥れられた亘が免職の窮地に!
ITの申し子が遺した危険な罠とは!?


 右京(水谷豊)と亘(反町隆史)が、自室で死んでいる中郷都々子(織田梨沙)を発見した。一見、自殺に見えるが、玄関は施錠されておらず、部屋が冷房で極端に冷やされているという、不可解な点もあった。それでも捜査一課は、都々子の死を、自殺として処理。
 納得いかない右京と亘は、捜査を続行しようとするが、亘が罪をなすりつけられた“鍵泥棒”の一件が尾を引く。形式上、特命係を統括している峯秋(石坂浩二)が、マスコミに糺弾されるなど、外部から圧力が掛かったのだ。背後には、官房長官・鶴田翁助(相島一之)の暗躍があると思われるが、尻尾を掴むことはできない。そればかりか、これまでの経緯から、亘が免職の危機にさらされる。
 しかし、ひるまない右京は、加西周明(石丸幹二)が遺した“鍵”に鶴田の弱点が隠されていて、それこそが一連の出来事の真相解明の足掛かりになると推理。右京と亘は、青木(浅利陽介)をともない、鍵が示す“ある場所”を訪れるが…!?

時の官房長官の周囲で相次ぐ不審な死…
真相解明の鍵は加西が仕掛けた巧妙な罠!?
権力の巨大な壁が特命係に立ちふさがる!


ゲスト:相島一之 織田梨沙 石丸幹二

脚本:輿水泰弘
監督:橋本一
コメント (2)
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