英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

バスケットボール女子アジアカップ2021 準決勝 日本-オーストラリア

2021-10-03 20:58:12 | スポーツ
決勝が始まる前にと、走り書きです(ご容赦ください)

 世代交代を考えて、代表メンバーは若手中心。
 オーストラリアも五輪代表は一人もいないとのこと。とは言え、平均身長で大きく上回り、各メンバーもポテンシャルは高くかなりの強敵だ。

 日本のスターティングメンバーは★宮崎早織(PG)、★林咲希(SG)、★赤穂ひまわり(SF)、☆馬瓜ステファニー(PF)、★オコエ桃仁花(PF)。おそらく、現メンバーではベストの布陣であろう(★は五輪代表、☆は3X3五輪代表)。
 五輪メンバーの内、高田、町田、宮澤、馬瓜エブリン、長岡、本橋、三好は代表から外れていた。今回の他の代表メンバーは、★東藤なな子、☆山本麻衣、根本葉瑠乃、永田萌絵、☆西岡里紗、中田珠未、宮下希保。

気がついたことを箇条書きに
①ディフェンスがよかった。特に、ボール保持者へのプレッシャーが強く、スティール機会が多かった。とにかく、しつこかった。
②馬瓜ステファニーが攻守に光っていた。もともと、ポテンシャルは高かったが、積極性が増していた。
③赤穂も攻守に活躍。ディフェンスでよく頑張り、高田の代わりを果たしていた。今回代表メンバーの柱と言って良い存在だった。機動力もあるので、オフェンスはオールマイティ。
④宮崎はスピード、3P、ドライブ、そして、アシストと、オフェンスメークの司令塔、兼、機関銃的?オフェンスを担っていた。若干、一本調子のオフェンスになりがち。オフェンスが機能しなくなった時の、打開力に欠ける。
 ドライブやペイントを攻めたりして、外郭シュートのマークを緩く指せる工夫も必要。
⑤その意味で、4Qの中盤で、三田崎をベンチに下げ、クールダウンさせたのはベンチのファインプレー。コートに戻って最初のプレーは、中にドライブしての外郭で待っていた林へのパスだった。これを見事に林が3Pシュートを決めた。(ベンチの指示があったのではないだろうか)
⑥オコエも3Pシュートの確実性を上げ、1対1のオフェンスもキレを増した。ただし、やはり、プレーに雑なところ、周囲を見ないところも見られた(かなり改善されていたようには思う)。
 準決勝は少しプレータイムが短かったような気がした。
⑦林は、ここぞというときに3Pシュート(ドライブシュートも)を決めていた。さすがである。
⑧山本はバックアップの控えとして使えそう。ドライブ力、シュート力、運動量もある。メンタルも強そう。
⑨根本も本来のシュート力を取り戻しつつあるようだ。
⑩チーム全体でリバウンドも頑張っていた。
⑪現チームだと、もう一人PGが欲しい。永田をもう少し使っても良かったかも(決勝では良くなかったなあ)。代表に入っていない安間も面白いPGだと思う。

【中継について】
・スコアボードの得点の間違いや、反応の遅さが目立った。
・実況の小笠原アナはアナウンス力はあるが、プレーを把握できていないシーンが時折あった。(解説をうまく引き出したり、即座に表現する能力は高い)

日     本  67ー65  オーストラリア
 日     本|20|11|22|14|=67
 オーストラリア|12|24|19|10|=65




中国戦は厳しいかもしれない……
コメント (2)
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