英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新語・流行語大賞2022

2022-12-03 16:56:27 | 時事
この『新語・流行語大賞』について、毎年思う事
・決定が12月初め、ノミネートに至っては11月初旬というのは、早すぎ! ノミネートが12月上旬だったら、間違いなく「ブラボー」だったろう。
・初耳や、ほとんどなじみのない言葉が多すぎる。……私が時代に取り残されているという可能性も高いが、“審査員の主観”と感じる年が多い。
・野球関係の言葉が多い(今年は大賞は「村神様」がったが、少なかった)
・法改正などの必要上、使用された用語がノミネートされるのはおかしい。
  今年で言えば、「インボイス制度」、「こども家庭庁」。
・上例と同様に、事件によって口にすることが多くなった「地名」「人名」を選ぶのはおかしい

  今年で言えば「キーウ」であるが、この言葉を選んだ理由には納得している


年間大賞……村神様
 現在、プロ野球への関心は薄いが、これは文句がない。ただ、「年間大賞」というのは、上で述べたように、引っかかる。

キーウ
 事件の地名などが選ばれるのは、意義が違うと思うのだが、今回は違う。
 サイトの解説を引用……「外務省は3月31日、ウクライナとの連帯を示す目的で首都キエフの読みをウクライナ語の発音に近い「キーウ」にすることを決め関係各所に通知、報道も一斉に準じ一気に浸透した」
 当初は「キーウ(キエフ)」や「オデーサ(オデッサ)」や「チェルノーブル(チェルノブイリ)」には違和感を感じたが、今では馴染んでしまった(侵攻が収束せず、馴染んでしまったという状況は悲しい)

きつねダンス
 スポースニュースなどで2回、ちらっと見た記憶がある程度。「BIGBOSS」が選ばれるよりは良い。

国葬義
 《なぜ、こんな言葉を選ぶのか?》と思ったが、サイトの解説を読んで、ある程度、納得。
「政府が国葬を閣議決定、党事情が見え隠れし始めると雰囲気が一変。法的根拠があいまいな国葬に反対するデモが各地で行われた。一方で、悼む気持ちから献花の列に並ぶ人も多くいた。政府は「国葬儀」という単なる国の儀式の一つという理屈をひねりだし、葬儀費用もあいまいなまま実施した」

宗教2世
 報道で頻繁に使われているが、何となく聞いていた。
 国王などの“高位の人を受け継ぐ”という意志で『○世』という名称が使われるが、《移民・移住者の何代目》という意味合いなのだろう。
 サイトの解説では、社会問題として提起しているが、この言葉がいつから使われるようになったかは明記されていない。
 ウィキペディアによると
「宗教2世とは、特定の宗教を信仰する親などの家族や宗教的集団の元で、その教えの影響を受けて育った子ども世代のことを指す。「カルト2世」または「2世信者」などと呼ばれることもある。各種統計より日本の総人口約1億2千万人のなかで自覚的な信仰を持つ人は1~3割であり、「宗教2世」は少なくとも数百万人は存在すると推測される」


知らんけど
 【サイト解説】関西圏だけでなく、気づいたら「知らんけど」と文末に付けて、断定を避け、あいまいな表現にして、その場を和ませる話し方をする人が、増えた。
 私の周囲にも、昔から語尾にその言葉を付ける人がいた。意味合いは《確実な話ではない》《何となくそう思う》という感じだった。
 関東圏の人が使うと、《無責任の比重が増える》ように聞こえるのは、私のコンプレックスから来ているかも?
 時と場合、言い方によっては、「知らんのなら、言うな」と突っ込みたくなることがある。

スマホショルダー
 申し訳ありません……初耳だった

てまえどり
 これも初耳。スマホで画像や動画にする時の手段やテクニックなのかと思った。
 なぜ、全部平仮名にするのだろう。「手前取り」なら、少しは想像を働かせることができたが…

Yakult(ヤクルト)1000
 ATP1000なら知っているが……(ATPテニスツアーの最上位の大会。250→500→1000とグレードアップする)
 「Yakult(ヤクルト)1000」……ヤクルト史上最高密度の「乳酸菌 シロタ株」を含んでいるという
 ああ、「乳酸菌 シロタ株」の方が聞き覚えがある。

悪い円安
 現在、1ドル=134円前後に戻してきたが、この円安によって、苦しんだ人は数知れない。
 個人的には115円前後になって欲しい

選考委員特別賞……青春って、すごく密なので
 サイト解説を引用
「東北勢初の優勝を果たした仙台育英学園高等学校 須江航(すえわたる)監督から発せられたのは、チームの選手や東北の人々だけに向けられたものではなかった。ライバルへの敬愛とコロナ禍で共に苦労しあった野球仲間へのねぎらいは、甲子園の闘いではなく連帯することから生まれているのだということを教えてくれた。
 この3年間、マスク着用、ソーシャルディスタンス、大声出すな、と密の状態から球児たちを守り続けてきた監督の苦労は想像を超える。「青春は密」。コロナ禍での指導者の苦悩と球児らへの愛情の詰まったこのことばは、人々の心に温かく響いた」


 ノミネート語30の内、知っていたのは17語。
 印象に残っているのは「#ちむどんどん反省会」と「悪い円安」かな。
 嫌な気分になったのは「丁寧な説明」。類義語として「説明責任」。



 現在、ムカついている言葉は「反撃能力」。
 「敵基地攻撃能力」を「反撃能力」という言葉に置き換えうやむやにして、専守防衛の基本的な方針を変更。
 防衛費増額→増税

 ワールドカップサッカーで、日本チームの活躍を喜ぶなとは言わないが、もっと大きく報じても良いのではないだろうか!
コメント (2)
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