英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

声が大きい方が勝った?……兵庫県知事選挙結果

2024-11-18 17:20:34 | 時事
「どう考えたら良いのか?……兵庫県知事選挙結果」の続編みたいなものです。私の推論なので、鵜呑みにしないでください。

 他にいろいろあったので、兵庫県知事選挙については、ほぼノーマーク。投票日直前になって、情勢が激変していることを知ったが、“まさか”という結果に、少々混乱している次第。
 それで、仕事の合間のネット閲覧タイム(要するに“さぼり”)で、こういう記事が目に入った。

「安住紳一郎アナ 兵庫県知事選の報道でNHK党・立花氏の主張に触れ“私たちも何が起こっているのかを…”」『スポニチアネックス』
「やはり情報番組を担当している司会者として、選挙になりますとやはり候補者を公平に扱うという決まりがある中で、なかなか選挙の情報について1番欲しい時に放送できないというジレンマもありながらですが、やはり今回はNHK党の立花さんが後半になって独自の主張を展開し始めたあたり、これが本当のことかどうか分かりませんが、やはりこのあたりで私たちもきちんと何が起こっているのかを報じるべきだったと思います」と“選挙報道の在り方”に言及。

「そして、もう1つは局長の死についてですが、死をもって抗議をするという遺書がいったい何を意味するのかをもう少し報じるべきだったと今思っています。SNSと同じようなことは、今のテレビにはできませんが、やはりプライベート、さらには裏を取ること、そして公平にということで信頼感がある情報をSNSと並んで選択肢として選んでもらえるようにもう1度、作業を丁寧に重ねていきたいと考えています」と自身の考えを話した。


「安住紳一郎アナ、のべ3分間“異例”の長文コメント 兵庫県知事選で持論『SNSに比べ、テレビに物足りなさ感じている』」『中日スポーツ』も同様な記事)

 テレビは《公共性》があり、テレビ局全体の威信や責任やしがらみもあり、特に選挙期間は突っ込んだ意見を述べることはできない。
 対するSNSは、個人や小さな団体で発信した内容の責任を負うことができる(“責任を負うことができるか”の疑問はある)。
 さらに、即時性も機動力(双方向性)もある。コストもかからない。
 SNSも《公共性》を考慮する必要はもちろんあるが、個人レベルの主張・意見として放置(容認)されやすいし、テレビ局ほどの責任も背負わない。
 まして、候補者サイドなら、意見・主義・政策として発信でき、公共性は脇に追いやられる。

 大雑把に言ってしまうと……
《SNSは声が大きく、早く届く》


 即時性や機動性はSNSに及ばないのは仕方がない。
 しかし、安住キャスターも述べていたが、報道として公平・公正な視点で選挙の争点・焦点を掘り下げて解説してくれることを望みたい。
 司会者として意見を述べることは難しいとは思うが、公平性を含めて信頼できるコメンテーターを数人招いて、立花氏の主張の検証や、局長の死について検証してほしかった。

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