英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その64「緊急事態宣言を発出したとはかなり状況が違う」と言い張る西村経済再生相

2020-08-22 10:02:00 | 時事
(「その2」~「その14」までの記事はありません。今までにいろいろ書いてきましたし、書かずにきたものを含めると、このくらいにはなるだろうということで記事タイトルに付けています)

西村経済再生担当大臣 8月19日会見
「第2波についての定義があるわけではないので、これを呼ぶかどうかは別として、緊急事態宣言の頃に経験した大きな波に(波と比べて)、新規陽性者の数だけ見れば、その時よりも多い時もあるわけでありますので、そういう意味で“大きな波”であることは間違いない。
 ただ、緊急事態宣言を発出した状況とはかなり状況が違う
 分析と評価を専門家にいただきながら、しっかりと対策を講じていきたい」


 《感染が若い世代が主で、無症状や軽度の症状の人が多い》、《病床の余裕や医療機関が宣言時の時ほどひっ迫していない》というのが、西村大臣が“緊急事態宣言を発出した状況とはかなり状況が違う”という根拠であろう。
 しかし、それは重症者(高齢者)の割合という観点であって、重症者の割合が高くなくても、これだけ感染者が増えてしまうと重症者の実数は大きくなる。それに、感染蔓延の状況は高齢者が感染する危険度が高まってきている。実際、高齢者への感染が広がりつつある傾向が顕著だ。
 「分析と評価を専門家にいただきながら、しっかりと対策を講じる」と言うが、移動自粛の解除やイベント(プロ野球・Jリーグ)の制限付きの実施など、感染を助長するような施策で再蔓延状況を招いておきながら、Go To トラベル キャンペーンを強行した政府の言葉はまったく信用できない。



 分析と評価を行う専門家については「その65」

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