英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『アンタッチャブル』 第1話

2009-10-19 14:18:44 | ドラマ・映画
見た感想は「かなり残念」でした。

そう感じたのは、私だけかなと思い、同ドラマの感想ブログをいくつかチェック。
高評価のブログもありましたが、どちらかと言うと、「残念」という感想が多かったようです。

その中で、私がよく拝見させてもらっている、くうふう3さんの
『見取り八段・実0段』
【アンタッチャブル】と【おひとりさま】第1話簡単感想
が、あまりにもピッタリくるものでした。

以下は抜粋です。
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まるで「TRICK」を見ているようであり、でも、「TRICK」
みたいに面白くない~

面白くなりそう。。。じゃなくて、「なれそう」なのに
「なれ」なそうな予感がヒシヒシとする。
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これだけで十分なのですが、私が言葉を飲み込めるはずがなく、以下は、いちゃもんです。

 とにかく、脚本が独りよがりで、そのせいで、主人公にも魅力を感じません。演じているのが仲間由紀恵だというのに……

①冒頭で、遼子が無意識にギリギリのところで危険を回避していくが、単に運がいいだけなのか、遼子の能力なのか、単なる客寄せの演出なのか?

②主人公は猪突猛進タイプ、執念深くて、取材記者にはある意味向いているかもしれない。正義感もあるので、こうして文字にしてみると、魅力あるキャラクターに思えるが、その正義感を貫けるだけの能力がないのが残念。
 運がいいとか、都合のよい展開や、周りのフォローで、結果的に解決していくと言うのでは、すっきりしないし、主人公に魅力を感じない。

③周りのフォローというのは、「名無しの権兵衛」の謎めいた言葉と編集部の城之内(酒井敏也)のさりげない手助け。
 「名無しの権兵衛」によって、導かれるのはちょっと爽快感にかけるが、「名無しの権兵衛」が今後の展開の鍵を握る人物だと思われるので、仕方がないかもしれないが、1話に2度というのは多いのではないだろうか?

④編集長にも裏があることを見せ、有栖川スミレ(浅野ゆう子)の「世の中には知らない方が良いことがある」という言葉、今後に興味を持たせる演出ですが、あまりにも安易でベタな展開

⑤有栖川も、もともとは正義感あふれるジャーナリストだったが、名声におぼれてしまったという設定。自分の罪に悔いるシーンがあったが、それは、あくまでも、いんちきだったということに対して。
 自分の言葉が関与して、事故が起こり、犠牲者が出てしまったという罪に恐れおののくところがまったくなかった。薄っぺらな脚本である。

⑥西園寺亘(光石研)は有栖川を引っ張り込んだ人物で、教団でもかなり上の立場だと考えられるが、そういう人物が欄干を細工する実行犯になるのは不自然

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